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- フォッサマグナ ~あなたは東?西?~
小谷野です。
高校の地理の授業で記憶に残っている地理用語があります。
「フォッサマグナ」です。
フォッサマグナ(ラテン語で大きな溝)は、明治時代、ドイツの地質学者ナウマン博士が発見しました。
余談ですが、日本列島に生息していたナウマンゾウの名前もこの博士の名前からです。
日本列島を分断するこの溝は、現在の日本列島ができた秘密が隠されており、糸魚川市で真相・深層に近づくことができます。
(日本列島の歴史)
約2000万年前、日本列島がアジア大陸から分離したあと、大きく2つに分離しました。その後分離した2つの陸地の間に砂や泥が堆積してつながり、プレート移動により、2つの陸が押し合い隆起していきました。
日本の高い山、富士山、北岳、日本アルプスなどの高い山々も、フォッサマグナに集中しています。
(あなたは東?西?)
フォサマグナの西側の南北ラインは糸魚川-静岡構造線(糸静線)と呼ばれ、
日本列島を東日本と西日本に分断している構造線です。
地質だけでは無く、文化なども二分されています。
以下の例には、俗説も含まれていますのでご容赦を。
Q:電気の周波数
東日本 50ヘルツ
西日本 60ヘルツ
Q:お正月の雑煮の餅の形は?
東日本 → 角餅
西日本 → 丸餅
Q:灯油のポリタンクの色は
東日本 → 赤
西日本 → 青
Q:味付けの基本のだしは?
東日本 → かつお
西日本 → 昆布
Q:うなぎの開き方
東日本 背開き(*)
西日本 腹開き
(*)武士文化の東では切腹を連想させる腹側ではなく、背中側から開く。
Q:お弁当の定番、お米を丸めたもの
東日本 → おにぎり
西日本 → おむすび
(九州は「にぎりめし」など、異説あり)
日本列島の真相に更に近づきたい方は是非、糸魚川を訪問してください。
~名古屋弁と江戸弁が東西混合、小谷野でした~