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- 地域みらい留学 ~次世代教育の選択肢~
小谷野です。
子供の教育は経営者に限らず頭の痛い問題です。
今回は、高等学校の選択肢の話です。
最近は「子供の親離れ」では無く、「親の子離れが悪い」と言われます。
子供を遠くに出さずに、いつも近くに置いておきたい親が増えているようです。
そこで、親の子離れに一役買う、高校教育の選択肢があります。
財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム(https://c-platform.or.jp/#section_education)が推進し、全国145の公立高校が受け入れする、地方への高校留学「地域みらい留学」制度です。
この制度は、親の経済負担が小さい留学となります。
地方の公立高校ですから、寮費を入れても、私立高校と比べるととても安く、さらに受け入れ自治体がこの制度に補助金を出すところも多いようです。
高齢過疎化している自治体は、廃校や街の衰退問題に直面しており、若者を多く受け入れることによって、街を活性化したい思惑があります。
高校生でも街の一員として、祭り等様々な地域行事に役割を持ち(持たされる)、社会性に優れたグローカル人材(*)に成長するようです。
(*)グローカル人材:国際社会で通用する能力やグローバルな視点を持ち、地域社会の活性化、持続的発展に貢献できる人材をいう。
卒業生の方々の話を聴きましたが、起業家、世界各地で自分探しをしている人、勤務先に提案を行う人など、皆さん個性的な考え方、卓越した行動力を持っていました。
親と子の距離が物理的に遠くなることによって、親子の仲が良くなった、という親御さんの話もありました。
この仕組みは、リクルートで30年勤務し、本体役員、株式会社リクルートキャリア初代社長を務めた水谷智之さんが、高校の再生(魅力化)を核とした地方創生として始めた活動です。
そのスタートであった島根県隠岐島前高校は成功を収め、地域活性の先進地として国内の首長だけでなく海外からの視察も多いそうです。
ふるさと納税での支援もできます。
https://www.furusato-tax.jp/city/product/41001/301
~お金がかからず、子供も親も成長できる、小谷野でした~