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- 挨拶声は大きく~小さな声は不審者、大きな声ならビジネスマン~
小谷野です。
私が証券マン時代に飛び込み営業の研修で気づいたことです。
雑居ビルを、最上階から順次アポ無しで訪問するのですが、初めの頃は緊張で、はっきりと大きな声が出せず、
相手からはいつも不審者扱いをされました。
「あんた誰ですか」(さっき会社名を言いました)、「何の用事ですか」(さっき、地域の担当になったので挨拶に来ました、と言いました)、「じゃまだからさっさと帰ってくれ」と、水を捲かれたりもしました。
これを繰り返しているうちに、挨拶の声の大きさで、相手の反応が変わることに気づきました。
大きな声で話せば、会話のキャッチボールができるのです。
大きな声で挨拶をすると、「おー○○証券さんか、今はちょっと運用するお金がないな」。
コミュニケーションが取れていれば応酬話法も使えます。
「今日は、当社で出版した『お金の虎の巻』を置いていきますから、時間のあるときに目を通してみて下さい」、
「わかった、今度ここの不動産が売れたらつきあってやる、今日は端株(今はありません)でも持っていきや」となります。
会社内でも、挨拶の声が小さい人が気になります。
本人的には挨拶はしているのでしょうが、相手に伝わらなければしていないのと同じことです。
お客様とコミュニケーションがとれているのだろうかと不安になります。
クレームの大半は、ミス・コミュニケーションから生じます。
大きな声で挨拶をする社員は、コミュニケーションが良いからなのでしょうか、お客様評価が高いのです。