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- 史上最大の埴輪展 ~東京国立博物館~
小谷野です。
上野の東京国立博物館に今年も何度か訪れました。
どれも素晴らしい展覧会でした。
夏の思い出は、「神護寺-空海と真言密教のはじまり」にて、1200年の至宝が集結しました。
国宝の曼荼羅や如来像などの作品を住職から直接解説していただきました。
先週まで開催されていた、「はにわ展」は、見ていて楽しくなる展覧会でした。
埴輪は古墳時代、祭祀や魔除けなどの目的で、古墳の上やその周囲に並べられた素焼きの土製品であり、死者の魂を守ったり鎮めたりするものとされています。
楽器を演奏する人、踊る人、狩りをしている人、馬を曳いている人、警備する武人、船や家、様々な動物たち等々、作品内容は多岐にわたります。
当事作られた人の思い、古代人の創造力、当事の儀式へ思いが巡ります。愛嬌がある作品も多く、思わず笑みがこぼれます。
海外から一時帰国の埴輪も含めて、国宝級の数多くの埴輪が、史上最大規模で揃いました。
~すごいぞ、ハニワ! 小谷野でした~