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- のびよう望年会 ~AIの進化と実装~
小谷野です。
マネジメントに関わる方々への気付きと交流の場として「のびよう会」を主催して、先週で171回目を迎えました。
望年会として、飲食を共にして皆様とリアルで交流できるのは4年ぶりとなりました。200名もの方々に参集いただだき交流ができたのは最上の喜びでした。
ところで、「4年ぶり」という言葉や今回のテーマ「生成AI」は、2023年の流行語にランクインしたようです。
今回のセミナーは、自民党のデジタル推進本部「AIの進化と実装プロジェクト」座長である平将明衆議院議員に、「AIと日本の未来」というテーマで情報発信していただきました。
平氏は、現在永田町で、AIに関する知識、AIに関する国内外の人脈が突出している人物です。
ChatGPTで有名なオープンAIのアルトマン社長を招致し岸田総理との面談を実現させ、日本のAIへの取り組む方向性を見せたのも彼です。
ChatGPTだけでなく、先週の「のびよう会」当日に発表されたGoogleの新AI、Geminiを例に出して、日本のAIの取り組むべき方向性、活用の方向性について講演をいただきました。
AIの進化は目覚ましいですが、特に今回のGeminiの「目」の進化に驚きます。
写真や動画を見て実況解説、ジェットコースタのレール形状の違う2数の絵を見て、どちらがスリリングな経験ができるかの判断、算数の図形問題を解く等々、もともとイラストレーター、画家、小説家、作詞作曲家などの能力があるのは知っていましたが、人間と同じように目を通しての認識力、判断力、表現力、会話力を見ると、実況中継者や司会者業までこなせそうです。
教育現場においても、高等学校の宿題で「AIを使ってゲームのプログラムを作ってくる」などの課題が既に出ているそうです。
AIをPILOT(操縦士)ではなく、CO-PILOT(副操縦士)の地位にとどめられるか否か、近い将来における人類との戦いを想像してしまいます。
~昭和生まれと、嘯(うそぶ)いていられないAI、小谷野でした~