代表 小谷野幹雄のブログ

2022年03月17日Z世代マーケティング ~経済の未来を担う~

小谷野です。

 

Z世代(1996-2012頃生まれ)という言葉を最近よく耳にします。

消費財を扱う会社には大切な顧客層ともいいます。Z世代は年を追うごとに購買力を大きく高め、デジタル・チャンネルを通じてあらゆる領域で他の世代への影響力を持つ世代のようです。

経済の未来はZ世代の手の中にあるとも言われています。

 

 

米国のジェイソン・ドーシー氏とデニス・ヴィラ氏は消費者研究機関CGKを共同設立し、世代研究の大家といわれています。

彼らの著書『Z世代マーケティング 世界を激変させるニューノーマル』(ハーバーコリンズジャパン2021.10.6)からです。

 

 

<世代定義>(以下米国内の定義で、諸説有るようです)

・Z世代:1996-2012頃生まれ

・Y世代(ミレニアル):1977-1995頃生まれ

・X世代:1965-1976

・ベビーブーマー世代:1946-1964

・伝統主義者世代:1945以前

 

 

Z世代の普通では、車で買いものは行かず、家でAmazon、宿泊はAirbnbと、モバイルテクノロジーに頼って生活。また買い物はYouTubeやTikTokで有名人が使っている商品を購入し、同年代のインフルエンサーを何よりも信用する。

 

 

(Z世代が企業に期待すること)

1.価格:出費に値するか

 有用性、耐久性に相応の価値があるか

2.広告のパーソナライゼーション

 高度に「個人向け」に洗練された広告を当然視し、ターゲティングされていない一般広告を軽視する。

3.社会的責任

 企業は利益以外にも世の中の役に立つことを示すべきである。

 

 

(Z世代の購入までのステージ)

・ポジショニング

・初回トライアル

 購買体験が重要で、返品もシンプルにする。

・ブランド・ロイヤルティ

 リピート客にするには、ブランド・商品のストーリーや理念、会社経営陣の考え方なども必要。

・紹介

 口コミマーケティング、商品の直接紹介が有力であるが、

 友人への紹介をZ世代に頼みデジタル・プラットフォームで紹介の波を起こせるか。

 

 

Z世代の次の世代の呼び方は、ギリシャ文字で、「アルファ世代」、「ベータ世代」、と続くようです。

 

 

~Zの始祖A世代、小谷野でした~

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