代表 小谷野幹雄のブログ

2013年05月10日台湾高座会70周年歓迎会に出席して~重要な日台関係~

小谷野です。

 

 

台湾は日本にとって重要な国です。東日本大震災で、

世界の国々の中でも最大(ケタ違い)の援助をしてくれたのは台湾です。

台湾でのアンケートで最も好きな国は、大抵日本がトップだそうです。
反日政策で国をまとめていくアジア諸国が多い中、とても重要なパートナーです。

 

ところで、第二次大戦中、台湾から8400名の14-15歳の少年工が母国での厳しい選抜試験の後、

日本に来てB29を迎撃する戦闘機「雷電」などの航空機製作に従事していたことは、

あまり知られていません。

 

 

戦局悪化の中、命がけの仕事をこなし、多くの友を亡くして帰国した後も、

日本を第二のふるさととして感じている人々が多いことに感銘を受けます。

台湾は、世界最長の40年に及ぶ蒋介石親子の厳戒令があったにも関わらず、

親日感情を維持していただいたのは驚くしかありません。( http://www.jt70.info/ )

 

 

この歓迎会に同席した私の父も、日本少年工として戦闘機「飛燕」の製作に従事していましたが、

全く同じ歳(84-85歳)の人たちが台湾、日本各地から集まった今回の

台湾少年(今は立派なおじいさん)工への感謝の催しに、

70年前の寄宿生活を思い出したようで感涙でした。

 

 

この歓迎会では、6ヶ月ぶりに根岸教授(パデュー大学・ノーベル化学賞受賞)にお会いしました。

歓迎会では講演のみならず、奥様のピアノ演奏による3曲の歌を大ホールで聴かせて頂きました。

 

 

~ 根岸教授の歌のうまさは異次元、天は二物をお与えになった。小谷野でした ~

 

 

*「高座」とは神奈川県の大和市、座間市などがある「郡」の意味で、
大戦中は飛行機工場がありました。

 

 

台湾高座会しおり.png

 

台湾小少年工.png