代表 小谷野幹雄のブログ

2013年05月16日英国王室は世代飛ばし?~日本は世代飛ばし制度を拡充~

小谷野です。

 

私の英国滞在中に英国女王エリザベス2世は87歳の誕生日を迎えました。
在位は実に63年目です。

 

世界で無くてはならない王は、トランプの4枚と英国の王と言われています。
しかし、英国民調査では3分の1の人が存続に反対しているそうです。

 

チャールズ皇太子はダイアナ妃との離婚、カミラ夫人との再婚から不人気で、

エリザベス女王の人気が頼りの王室では、なかなか女王は退位ができないと言われています。

 

映画『英国王のスピーチ』(*)ではないですが、再婚王妃を持つチャールズの

王位継承が認められない可能性が高いので、最近結婚した孫のウィリアム王子に世代飛ばしでの譲位がなされると

噂されています。

 

日本の事業継承の現場でも、会社の経営権や支配権を子供ではなく孫に

世代飛ばしするケースは珍しくありません。

また、祖父母から孫へ世代飛ばしの財産の移動を推奨する特例が、

今年の税制改正でも大きく拡充されました。


~ 世代飛ばしはグローバル・スタンダード? 小谷野でした ~

 

(*)映画『英国王のスピーチ』。エドワード8世(現エリザベス女王の伯父)は

離婚歴のある王妃が認められなかったので、王位を退位しました。

突然即位することになった吃音症の弟ジョージ6世(主人公で現在のエリザベス女王の父)が

戦争中の国民感情をまとめるまでの困難克服話です。

 

 

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