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- コンサート通いが健康療法?~TFCコンサート~
小谷野です。
NHKホールに久しぶりに行きました。そこでの光景です。
ミュージシャンが舞台に現れてコンサートが始まると、60代、70代の女性を中心に総立ち拍手のコンサートが始まりました。
若者のロックコンサート顔負けのノリノリで、杖をついているご婦人まで立ち上がっての応援でした。
そのミュージシャンとは、東儀秀樹さん、古澤巌さん、cobaさんで、TFCとは3人の頭文字です。
(東儀秀樹さん)
奈良時代まで祖先を遡ることができる楽家で、宮内庁の歴代楽師を排出する家柄です。
本人も宮内庁で10年活躍されたそうです。背が高くイケメンで、外見の女性人気は一番のようです。
観客を魅了する音は、ひちりき(篳篥)という雅楽、神楽でつかう管楽器(縦笛)で、
日本人のDNAに響く音です。クラシックから現代音楽までを奏でていました。
(古澤巌さん)
私が追っかけをしているバイオリニストで、こちらもクラッシックから
ヘビメタまで様々な分野を自在に奏でることができる人です。
(cobaさん)
アコーディオニスト・作曲家の彼の楽曲は、オリンピックのフィギュアスケートや体操などの音楽としても
世界の舞台で披露されています。
この3人は1959年生まれで、今年還暦を迎えるトリオなのです。
3人が55才から始めたコンサートは還暦で終わりと言われているので、人気もひとしおのようです。
ところで、夢中になるものがあると認知症になりにくいそうです。
コンサート会場で不謹慎ですが、認知症の予防などに効果的な音楽療法を思い出しました。
(社)日本音楽療法学会の定義では、「音楽療法とは、音楽の持つ生理的、心理的、社会的働きを用いて、
心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質向上、行動の変容に向けて音楽を意図的に計画的に
使用すること」とあります。
また、拍手、踊りと体の動きも多く、運動療法でもありました。
公益財団長寿科学振興財団の定義では、運動療法は、認知症の予防、改善の効果があり、
運動を通じて関節機能の改善、筋力の増強・・・
この辺でやめないと、コンサート会場にいた人たちに怒られそうです。
~ 熱中できるコトを増やす! 小谷野でした ~