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- 時間の確保~生活の規則性が成否~
小谷野です。
国家試験を目指す大学生と有資格者の懇談会がありました。
参加した大学生はこれからダブルスクール(大学と専門学校2つ行くこと)で資格にチャレンジする人たちです。
専門学校の講師もいらっしゃいました。
国家試験によって合格に必要な勉強時間が3,000時間などと目安があります。
つまり3000時間をどう効率的に確保するのかが課題になります。
社会人受験生は仕事と両立が大変ですから、合格まで年数はかかります。
しかし、親のすねを囓って専念している学生でも、長年受験を繰り返している人がいます。
この失敗原因を専門学校講師や有資格者に伺いました。この逆をすれば短期合格です。
1.毎日の勉強の始終時間がバラバラ
誰もが言うのは、不規則な生活リズムの人は合格が遅いそうです。
朝、専門学校に来る時間もバラバラ、夜自習室から帰る時間もバラバラ、
気分次第の人。昨夜はノリノリだったので朝まで頑張っちゃったなどと言っている人の翌日は寝不足で勉強時間は極端に少なくなります。
2.完全な休日がない
長年受験生を続けている人は、休みのメリハリがない。
短期合格者は、予定された休日(平日は12時間以上頑張る)があるそうです。
メリハリは、効率性にも影響がありそうです。
3.勉強の方法論に興じる
どこの専門学校のどの講師が良い、どの出版社のどの教科書が良い等々、勉強の方法論をよく議論する人。
道半ばで、新しいテキストを購入して始める人。
いまさらする議論ではなく、「やるだけ」から逃避する行動になっているようです。
4.群れを作る
試験勉強は友達とはできません。
孤独に耐えられない人は、それだけ時間を削ってしまいます。
ところで、中高大受験生も、夏期講習が始まる季節ですね。