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- オリンピックもSDGs ~脱炭素が重要経営課題に~
小谷野です。
新聞などのメディアで「脱炭素(カーボンニュートラル)」、「持続可能性(SDGs)」の文字がない日はありません。
企業の製品の不買運動にまで発展する、大きな経営課題となっています。
また、大企業だけの問題ではなく、中小・中堅企業まで影響を受け、取引先や系列グループの削減目標に取り込まれることから、再生可能エネルギーである電力購入に切り替えたり、工場や店舗の屋根に太陽光パネルを設置したりと、積極的な動きが目立っています。
2021年度の税制改正では、脱炭素投資に300億円までの校正税の特例が導入されました。
ところで、この脱炭素やSDGsは、現在開催中のオリンピック運営においても優先課題とされています。
都市鉱山からつくった「メダル」は有名ですが、オリンピックで使う「電力」は100%再生可能エネルギーで賄っています。
「聖火」についても、オリンピック史上初めて脱炭素のために、水素で火が灯っています。
地味ですが、「表彰台」も、オリンピック史上初めて、多くの市民の手で集めた廃物を再生して作られています。
リサイクル素材の結合で強度と軽さを保つのは難しく、著名大学工学部が設計し、最新の3Dプリンターを導入して製作したそうです。
このように、調達物品の99%はリサイクル品を使用し、燃料電池車の活用をするなど、至る所にカーボンニュートラルの主題が取り込まれています。
~最近、脱アルコールの小谷野でした~