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2025年09月25日 / 投稿者:Hasegawa 反論の是非

前々回のブログで紹介した山口周さんの本に、

イノベーションの起こる組織は上下間の風通しがいい

ことが研究により明らかとの一節がありました。

 

「若い人が、偉い人に対して平気で反論できる」組織で

イノベーションが起こりやすいとはいえ、その程度は、

民族間で大きな差があることも判っているそうです。

 

上位を占めるのは、ほぼ全てプロテスタントとユダヤ教国。

その後で仏教、儒教、ヒンズー教の国が続き、

その後にイスラム教、最後にカトリックの国が続くとか。

 

日本では仏教徒が多いと思いますが、

その中でもプロテスタント的な人もいれば、

カトリック的な人もいるでしょう。

 

反論して良いかは、

相手の思考様式を理解しておく必要がありますね。

 

一方、カタールW杯日本代表GKだった権田選手の本では、

「どんな監督の求めにも絶対にノーと言わない」とのこと。

 

監督の指示に逆らえば、起用されなくなるだけなので、

「できません」とはいわないようしていると。

 

とはいえ、明らかに無茶なタスクを求められることもあり、

そういうときは、口で説明するより、その通りやったとき、

実際に起こった現象で理解してもらおうと考えるそうです。

 

クロス対応でニアにDFを置かないように指示されたものの、

1試合で問題点に気付いてくれ、次から元に戻したとか。

 

しかし、そのやり方だと実際に懸念した結果になったとき、

取返しがつくかどうか、悩ましいところですね。

 

 

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