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- 岐阜県関ヶ原 ~天下(関西と関東)分け目~
小谷野です。
423年前の慶長5年9月15日(旧暦)に天下分け目の戦いが岐阜県関ヶ原で行われました。
長年、新幹線の中からは何度も見ていましたが、今年初めて関ヶ原を歩いて回りました。
今回訪問の最大のお目当ては、2020年10月にオープンした「岐阜関ケ原古戦場記念館」です。
合戦場が一望できる展望室に加え、運営のソフトが充実していて、映像も見応えのあるものが多かったです。
合戦時における名だたる武将らの陣地だった場所にのろしが立っており、展望室からはパノラマ的に関ヶ原が一望でき、合戦前のような雰囲気を体感できます。
また、各陣への訪問も可能で、各武将の陣地から関ヶ原がどのように見えたかも体験できます。
例えば石田三成の本陣である笹尾山に登ってみると、三成が見下ろしていた関ヶ原全域が、現在でも見渡せます。
戦いは、途中まで戦況の様子見をしていた小早川(1万6千)の裏切りが、勝敗の決定的要因となったといわれます。
記念館のレストランでは、「小早川の寝返り 裏切りカルボナーラ」が人気メニューの一つのようです。
ところで、関ヶ原は古くから東西、南北の主要な街道である中山道、北国街道、伊勢街道が交わる要の地であり、不破関として壬申の乱直後7世紀から関所が設けられていました。
ここを通らなければ、京に攻め込めない重要な場所でした。
この関所の西側を「関西」、東側を「関東」と呼び、日本を分けている境目という説があります。
~時空をこえる関ヶ原、小谷野でした~