代表 小谷野幹雄のブログ

2020年07月30日脳は運動する人に「報酬」をくれる ~人生を変える人間の科学~

小谷野です。

 

「スタンフォード式、人生を変える運動の科学」
(スタンフォード大学の心理学者、ケリー・マクゴニガル氏著 大和書房2020.4)
 からです。

 

 

・ややきつめの運動を20分以上続ける
 持久力が高揚感をもたらすランナーズハイに影響する
 エンドルフィンは有名ですが、もう一つの脳内化学物質、
 大麻やマリファナのように苦痛を緩和する内因性カンナビノイドは、
 軽過ぎる運動や全力疾走のような激し過ぎる運動では分泌されず、
 ややきつい運動を20分以上続けた場合に増えることが
 実験で分かっているそうです。

 

 コロナ下で増えている自宅トレーニングで、ルームランナーや
 ステッパーなどの運動も、20分間は続けることが重要なようです。

 

 

・週3回6週間続ける
 運動を1回しただけでも、不安や抑うつ的反芻はただちに緩和され、
 その効果は定期的な運動によってさらに顕著になるようです。

 

 週3回、6週間続けると不安を軽減する脳の領域の神経結合が増えるそうです。
 また、運動で筋肉から出る乳酸(筋肉痛の原因とは誤解)は、
 不安の解消やうつ病を防止することが分かっているそうです。
 確かに過去2回の東京マラソンで、走っている最中に大抵の困難は
 乗り切れるという(根拠不明)の自信が沸いたことを覚えています。

 

 

・運動嫌いは最初の一歩を踏み出す
 運動で人生の満足感が高まる。

 

 文部科学省の調査では、日本の女子中学生の4分の1は、
 体育の授業以外全く運動しないそうです。 
 人間が1日の大半を室内で過ごすようになったのは、
 人類史上では最近の事であり、運動嫌いも最初の一歩で
 大きく変わることができるとあります。

 

 
~運動して、幸せになる! 小谷野でした~

 

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