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- ストレス・プレッシャー~塩梅が重要~
小谷野です。
2015年12月からストレスチェックが義務づけられました。
精神疾患の患者は300万人以上もいるそうです。
中でもうつ病、認知症の増加が著しいようです。
あるベンチャー企業は、厚生労働省が公表しているストレスチェックマニュアルでは、正確な従業員のメンタル状況を把握できないという理由で、新しいシステムを開発しました。
声の定期分析により、精神疾患やうつの兆候を早期に把握できるそうです。
一度発症すると1年以上戦力復帰が難しいといわれる精神疾患の予防ができれば、企業が得る経済的利益は莫大でしょう。
ところで、経営の観点からストレス・フリーは理想なのでしょうか。
最近話題のスタンフォード大学の心理学教授は、ストレスは脳に闘争・挑戦・絆反応を起こし、人に強さを与える源と説いています。
たしかに、ストレス、プレッシャーが無ければ社会人として成長しません。
人使いの上手なある社長さんの話です。
「営業の目標(ノルマ)は、一所懸命にやって少し届かないところに設定するのが重要」との事でした。
普通の発想、行動では達成できないので、ストレスやプレッシャーの中で色々考えることで社員は成長し、達成感も大きいようです。
しかし、女工哀史の世界では問題ですから、塩梅が重要ということでしょうか。