- HOME
- 代表 小谷野幹雄のブログ
- 東京美術館散歩 ~すべては千変万化する(モネ)~
小谷野です。
春を感じる季節の東京美術館散策です。
・「印象派 モネからアメリカへ 東京都美術館(上野)」(~4/7)
米国マサチューセッツ州のウスター美術館が所蔵する、印象派作品が来日しています。
開館当初から印象派作品を収集し、モネの睡蓮を美術館として世界で初めて購入したそうです。
印象派大御所の作品数は少なめでしたが、目玉であったモネの睡蓮はバランス構図に優れ、この1枚だけでも見に行く価値があります。
ところで、モネだけ多く見たい方は、上野の森美術館から移動して現在、大阪中之島美術館で2024.5.6まで開催されている「モネの連作の情景」がおすすめです。
モネの作品数の多さに圧巻されます。
・「三井家のおひなさま 三井記念美術館(日本橋)」(~4/7)
三井家の夫人や娘たちが大切にしてきたひな人形や、ひな道具が公開されています。
また、京都・丸平文庫(京人形店の資料室)が所蔵するひな人形も展示されています。
私は男兄弟しかなく、娘もいないので、端午(たんご)の節句、菖蒲湯、兜に五月人形にしか馴染みがありません。
今回は、女の子の健やかな成長と健康を願う、桃の節句の行事に触れることができました。
・「マティス 自由なフォルム 国立新美術館(乃木坂)」(~5/27)
巨匠アンリ・マティス(1869-1954)の切り絵に焦点を当て、絵画、彫刻、版画、テキストスタイル作品等、フランスのニース市にあるマティス美術館から多くの作品が来日しています。
晩年建設に取り組んだ、ニース近郊のロザリオ礼拝堂の内部が複製されています。
~創造力には勇気が必要となる(マティス)、小谷野でした~