「40歳が社長になる日」という本を読みました。
発刊時期は2017年7月と、コロナのコの字もない平成の時代でしたが。
コロナ後の令和の時代、働き方、企業のあり方、などを考えると益々意義深い内容です。
タイトルの言葉もこの本の中で紹介されていたものです。
この本では、企業のマネジメント方法について新旧を対比しつつ、昭和型から「平成ジャンプ」(もう令和ですが)してバージョンアップせよ、とあります。
今まで
画一的な組織。
全ての人に均質化、同一化を求める。
効率の良い同質の成果を求める。
職務を与え、OJTで刷り込み、育成。
長時間労働評価、すり合わせ文化(野球型)。
指示命令(ティーチング)。
マネジメント中心(カリスマ型)。
これから
多様性を活かす組織。
多様なままで、働くことを可能とする。
多様な視点を意思決定に活かす。
機会を与え自律的成長を支援。
時間あたり生産性評価、形式知化(サッカー型)。
時間と場所にとらわれない働き方、環境整備。
権限移譲(コーチング)。
リーダーシップ中心(羊飼い型)。
企業が生き残るには、若い世代の考え、顧客ニーズを肌で感じる現場の意見、を経営判断に取り込んでいくため、どんどん権限移譲することは不可欠ですね。
でも、いざ委譲しようとすると、豈図らんや、それは困る、となったり、ならなかったり。。。