今日も朝から凄い雨でした。
今年の関東甲信越地方の梅雨明けは
平年より6日も早い7月14日だったのに
7月後半からは戻り梅雨の様相で
激しい雨が降る日も多くなってきました。
ところで各地で猛威をふるっている
「ゲリラ豪雨」って知っていますか?
ゲリラ豪雨をネットで調べると
「積乱雲の発達に伴って起こる。
局地的に大雨が降るのが特徴で予測が難しいとされ、
大雨洪水警報や注意報が出ていなくても、
急な河川の増水などで重大な事故につながることがある。」
とあり、ウェザーニューズでは「ゲリラ雷雨」として
4都市で統計を取っており、昨年は7月30日から9月15日までの間、
福岡県で308回、東京都と愛知県で172回、大阪府で128回発生したらしいです。
(携帯電話に「ゲリラ豪雨」の情報を配信してくれるサービスもあるらしいです)
また気象庁のHPには気象の知識として「雨の強さと降り方」の記載があります。
(http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/amehyo.html)
それによると
1.1時間の雨量が50㎜以上80万未満だと
予報用語では「非常に激しい雨」
2.人の受けるイメージは
「滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)」
バケツをひっくり返した以上?
3.人への影響は
「傘は全く役に立たなくなる」
ビニール傘が散乱している状態?
4.屋内は(木造を想定)
「寝ている人の半数くらいが雨に気がつく」
確か雨音で目が覚める様な歌詞があったけど
叩き起こされる雰囲気です。
5.屋外の様子
「水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる」
台風並?目も開けてられない状態?
6.車に乗っていて
「車の運転は危険」
一度、高速道路で豪雨に遭い前の車のライトも見えず
回りの車が止まったことがあったけど・・・危機一髪でした。
7.災害発生状況
「都市部では地下室や地下街に雨水が流れ込む場合がある
マンホールから水が噴出する。土石流が起こりやすい多くの災害が発生する」
確か数年前の台風の日に、麻布十番駅で
南北線から大江戸線に乗り換えるとき
地上へ出る階段から雨水が流れ込んできたことがありました。
幸にして乗り換えは出来ましたが、
30分後には両線とも止まってしいました。
今年の夏は、日本付近への太平洋高気圧の張り出しが弱くて
安定した「夏型」の気圧配置にはなりにくいパターンで
積乱雲による豪雨は少ないかもしれませんが
梅雨前線が発達して同じような現象が見られます。
これから台風シーズンと重なり、豪雨の回数も増えるかもしれません。
都会で豪雨に遭遇したときは地下に入らない。
レジャー等で山や川で豪雨に遭遇したら安全な場所に移動する等、
状況を確認し冷静な行動が取れる様、日頃から心がけておきたいものです。