『勿論幻想なのだ。
数学は概念であって実相ではない。
例えば 一と二の間には、無段階の開きがある。
でも、人は一と二の間を無視することで世界を単純化する。
数字だけで表される世界は薄っぺらで奥行きがない。
その厚みのない世界に奥行きを幻視して生きている。
だから、一と二の間を語るような話題は苦手なのである。』
京極夏彦著『ルー=ガルー』より。
徳を積むのは難しいです。
基本的に、自分はこんなことやっています、ということをアピールしないと仕事は評価されません。
もちろん、そんなことしなくても見ている人は見ているし、見てない人は何したって見ていません。
しかし、これ見よがしにやった仕事では徳が積めません。
ここでいう「徳」というのがなんなのかあいまいなところですが、雰囲気だけでもやんわり伝えたいところです。
つまり、仕事はこれ見よがしにやらないと評価されないけれど、これ見よがしにやった仕事では徳が積めない、ということです。
もっといえば、徳を積まないと評価が接戦になったときに評価されにくくなることがあります。
ほら、なんとなくわかりますかね。
結論を言ってしまえば、私がこれ見よがしに更新しまくっているブログによって、私が徳を積むことはできないということです。
継続は力なり。
されども。。。
ではまた。