実家でくつろいでいた時のこと。
バックでは、何年か振りで紅組優勢の声が聞こえていました。
「娘よ。
お前に聞かせてやりたい句があるんだよ。」
とおもむろに出してきた母のキラーパスは、
「こんねんも、苗字変わらぬ、年の暮」
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こらこら。うっさいわ。
私は、母のセンスにちょっと感動したのですが、
いつからそんなことを考えていたのかと問いただすと、
ラジオで紹介されたフレーズを覚えていたのだとか。
それを、あたためあたため笑顔で私に伝えてきたいたずらおばさん。
それはそれで、母の海馬の健全さの証明を受け、安心しました。
本年もどうぞよろしくお願いします。