今日は祖父の墓まいりに行ってきました。
お線香をたんまりあげ、帰ろうとしたところ、母がなぜかお墓の前を離れようとしません。
どうしたのかと聞けば、『お線香あげすぎて火事になっちゃわないかな』と言うのです。
確かに相当たくさんあげてしまったので煙はモクモクでていますが、周りは墓石ばかりですし、風もないので、とても火事にはなりそうにありません。
絶対大丈夫だと、皆でよってたかって説得しても、なかなかスッキリしないご様子。
皆が墓石を離れても、母だけはまだ名残惜しそうにしています。
長い沈黙の後、ようやく重い腰をあげ、出口に向かってくれたのですが、今度は出口でまた立ち止まってしまいました。
これは無理やり帰したとしても、気になりすぎて夜眠れなくなってしまうんじゃないかと思われたので、結局、祖父に一言ことわり、せっかくあげた線香に水をかけて火を消しました。
とっても心配性の母でした。
kudo