私の名前には、『満足することを知りなさい』という意味がこめられているそうで、そのせいか、私は食に関して、人よりも満足するハードルが低めに設定されているようです。たいていのものはおいしく感じられます。
では、めちゃめちゃ手のこんだ料理を食べたら感動するのかといえば、全くそんなことはありません。低いハードルを超えてしまうと、あとはそれほど大差なく感じてしまうのです。大差ないため、あまりお値段が高くなると、おいしさ以上に割高感をおぼえます。
この現象を方程式に置きかえてみました。
満足度=X−5Y
(X:おいしさ、Y:お値段)
Xが頑張って満足度を上げても、YがちょっとサボればXの頑張りが簡単に消し飛ぶ訳です。
この方程式を解くと、どうやら私の満足度を最大化させるのは、オシャレなフレンチでも松坂牛のステーキでも大トロでもなく、『ラーメン』あたりが解として導き出されそうです。
…結局ラーメン好きなだけやん!