第3試合、相手は常連出場チームで苦戦が予想される。
加えて、こちらは5人ぎりぎりの登録で交代メンバーなし。
よって、いかに走らないで負けないかという作戦をとることに。
というわけで前半から、キーパーがゴール前にロングボールを投げ込んで、相手ボールとなったとしても、相手に攻めさせてカウンターを狙う作戦を繰り返した。
そのうち、ゴール脇目がけたロングパスを、YTさんが顔面で押し込み、なんと先制に成功。前の試合終了間際にセットプレーで追いついた勢いが続いているかのよう。
その後は硬直し、後半もこのまま逃げ切れるかと思われたところで、エースTBKがまさかのペナルティエリア内で反則をとられPKを献上し同点に追いつかれてしまった。
その後も押され気味の展開ながら、なんとか逃げ切り試合終了。1勝2分けで予選リーグ2位、決勝T進出を果たした。
決勝T1回戦、ここまでこれたので若干満足していたのと、そろそろ体力も限界に近付いてきていた。普通ならここで敗退してしまうところだろう。しかし、もう一度、円陣を組み、互いに鼓舞するFC.KOYANOメンバー。もはや胸にこみ上げる熱いものを感じずにはいられない。
そして、なんとこの試合も、しっかりと守り切りスコアレスドローに持ち込んだ。
勝敗は、3人ずつのPK戦に委ねられる。事前に決めてあった順番どおり、1番手はエースTBK。きっちり決めてくれた。
次は、こちらが守る番。相手の助走位置をみながら、軌道を予測。阻止成功!
こちらの2番手、YKもきっちり決め、相手も決めて2-1。
3番手は今日2得点のYTの番。決めれば決勝点だが、まさかのキーパー真正面蹴りで失敗。
勝敗は相手の3番手との勝負にかかってきた。これを決められると、フットサル歴3日目のKMTに順番が回ってしまう。なんとか止めなければ。
而して、相手のキックしたボールは右ポストに跳ねられ、その瞬間、準々決勝進出が決まった。また勝ってしまった。。。
スタンドからは、前の試合で引き分けたチームの人が拍手を送ってくれていた。
さて、次は準々決勝だ。
(つづく)