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2025年04月08日 / 投稿者:Iwasaki 春はあけぼの。

 

春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこし明かりて・・・。

 

清少納言さんは著書『枕草子』のなかで、春は明け方がいいよーって書いています。

 

 

はい、私も好きですよ、春の明け方。
春先のまだうっすらと寒い感じとかけっこう好きだなーって思ったりします。

 

世間は新年度、春本番となってもぜんぜん寒いですよね。
そうそう、春ってそんなもんです。

 

清少納言さんは、春はあけぼの、夏は夜、秋は夕暮れ、冬はつとめて、と季節ごとの好きな時間帯を紹介しているわけですが、総じて静かな時間帯が好きなんだろうな、なんて思ったりします。

清少納言さんて長ったらしいですけど、清さんと呼ぶのは別の人の名前感がすごいし、少納言さんと呼ぶのもフルネームとたいして変わらないので、結局清少納言さんと呼ぶしかなさそうです。

 

春の「あけぼの」は日の出前、冬の「つとめて」は早朝の早い時間を指します。
あれ、同じじゃない?みたいな気もしますけど、厳密には違うらしいのでそのあたりはどうだっていいです。

 

春、夏、秋、冬、1年でいちばんながいのは?
正解は、1年。

 

余計ななぞなぞしてたら話がそれてしまいました。

春派?、夏派?みたいにいちいち何が好きとか決めなくたって、いつの季節もいいことがたくさんあるし、どの季節もたいてい何にもないですよね。
だからこそというわけでもないですけど、気候とかによって暑いとか寒いとかいろいろあるのを承知のうえで、季節にいちいちケチをつけるのをやめると、心が少しだけ穏やかになるんじゃないかなーって思ったりします。

新年度、新生活、新しい環境、もしかしたら季節にかぎった話じゃないのかもしれません。

 

与えられた環境にいちいちケチつけるのをやめると、けっこう心持ちが軽くなると思うんですけどね。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

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