コロナがエアロゾル感染する、となんぞやの発表がされましたね。
なんかずっと前からわかっていたことのような気もしますけど。
でも、この「知ってたー」感に水を差すのがエアロゾル。
え、空気感染でいいじゃん、なんだよエアロゾル。
って、思いますよね?
エアロゾル:aerosol
分散相が固体または液体またはその両方であり、連続相が気体(通常は空気)であるゾルのこと。
は?
って、なりますよね。
霧吹きをイメージすると、
(あれは細かい水の粒子を空気と一緒にとばしている状態なんですが)
あれに近いらしいです。
霧とか、そう、そういう感じですよ、たぶん。
ようは、全体的には空気でその中に液体や個体の粒子が混ざっていますよ、というのがエアロゾル。
空気中にウイルスの微粒子が飛んでいて空気と一緒に吸気することによって感染しますよ、というのがエアロゾル感染。
待て待て。
「連続相が気体(通常は空気)であるゾルのこと」
ゾルのこと?
なにそれ、ふざけてるんでしょうかね。
ゾル:sol
分散系の一種で、液体を分散媒とするコロイドである。
なるほど、コロイドね。
って、なりませんよね?
話が進まないので勘弁してもらいたいところですが・・・。
コロイド:膠質:colloid
コロイド分散体は、一方が微小な液滴あるいは微粒子を形成し(分散相)、他方に分散した1組の相から構成された物質状態である。
はい、全然わかりませんね。
たまごの卵白とか、寒天とか、ドロッとしてる系のことをコロイドというみたいな感じです。
外部からの影響で液体になったり固体になったりするのも特徴的。
いやいや・・・。
だから、つまりそう。
空気中にウイルスの微粒子が飛んでいて空気と一緒に吸気することによって感染しますよ、というのがエアロゾル感染。
で、空気感染でいいじゃん。
って、思いますよね。
ではまた。