今年の全国高校ラグビーは東海大仰星が優勝しましたが。
昨年、一昨年と連覇をしたのは神奈川の桐蔭学園でした。
桐蔭学園ラグビー部の強さの秘密を明かす、
「桐蔭学園ラグビー部 勝利のミーティング」という本を読みました。
その中で「ダブルゴール」という考え方が紹介されています。
チーム又は個人の目標を設定する際には、
“全国優勝”のような「最高目標」と“声を出し続ける”ような「最低目標」の
2つの目標を設定するとのことです。
最低目標は、10回やったら10回できるような、すこし頑張れば達成できるものにして、
迷ったときに「立ち返る場所」とするのだそうです。
各人が自分の言葉で言語化して設定し、お互いに共有することも大事とのこと。
そして、各人が目標からずれていればアドバイスし合い、
クリアできていれば褒め合うような関係を作るのだとか。
この考え方は仕事や勉強にも応用できますね。
例えば、予算も、必達の最低目標と、チャレンジングな最高目標を設定し、
最高目標を目指しつつ、基本的には最低目標のクリアを徹底していくとか。
成果を出しているチームや人は、自然とこのような考え方を実践しているかもしれません。
今年はダブルゴールをうまく設定して、良い仕事ができるように頑張りたいと思います。