代表　小谷野幹雄のブログ

小谷野です。

今週、ゴルフネットワークの解説者、富永浩プロのお話を伺う機会がありました。
ゴルフとの出会いとその人生、独特な視点からのゴルフの楽しみ方、心・技に関する教訓など幅広いお話でした。
特に印象に残った話です。

ある試合の勝負どころでショットを大きく曲げてしまったそうです。
そのラウンド後、尊敬する先輩の言葉が

「富永、迷ったな」

これはとても重い言葉だったそうです。
「迷い無く」クラブを振るために、技術や精神力を鍛錬することに気づいたそうです。

マッチプレーにおいても、迷い無くクラブを振ってくる選手には、いつも苦戦するそうです。

もうひとつ、全英オープンの審判官の話も印象的でした。
ゴルフ発祥地である英国のゴルフコースは独特で、思い通りのナイスショットでも、結果が悪くなることがしばしば起こる設計です。

ここで、「何故なんだ」と悩んだり迷ったりする選手は結果が残せないそうです。その意図せざる結果を受け入れ、やりくりする（人生と同じですね）人間力をアップさせなければ勝てないというのです。
英国選手が遠征先の米国で、すぐに活躍できる理由のひとつなのでしょう。