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- 熊本と装飾古墳 ~知られざる熊本遺産~
小谷野です。
あまり知られていませんが、熊本は「装飾古墳」のメッカです。
弥生時代の次の古墳時代(3世紀から7世紀)には、有力者の墓として、土を高く盛り上げた墳丘(古墳)が全国に作られました。総数は実に16万もあるそうです。その中で、石室や石棺に彫刻や彩色で文様を書いた装飾古墳は、全国で849基確認されており、そのうち熊本に212基、前々回紹介した美肌湯の山鹿(やまが)市を通る菊池川流域に131基も集中して存在しています。
教科書にもある、この地域の江田船山古墳から出土した副葬品は、92点が一括して国宝に指定され、上野の東京国立博物館が保管しています。熊本県立装飾古墳館(安藤忠雄設計)では様々な装飾古墳が再現されています。
また、山鹿市立博物館で予約をすれば、厳重に湿度などが管理されたチブサン古墳の装飾を覗くことができます。春と秋には、複数の古墳が見学のためにその内部が公開されます。
熊本に行って、阿蘇山、熊本城に行くのも素晴らしいですが、リピーターには山鹿市エリアで、美肌の温泉と装飾古墳でロマンとミステリ-の世界に浸るのも一計です。
~墳活、古墳女子が増える? 小谷野でした~

