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- 睡眠は経営課題~ハーバード・ビジネス・レビューでも~
小谷野です。
先月「睡眠の質」( http://koyano-cpa.sblo.jp/article/80665644.html )を読んだ方から、
いろいろな連絡を頂きました。
いつも穏やかな口調でモノ静かな人が、ひどいいびきや、
1時間に何度も呼吸が止まることに悩んでいたり、CPAP(強制的に空気を鼻に送り込む機械)治療で
快眠を手に入れた成功体験など、人の見かけと睡眠の悩みは全く関係が無いのが意外でした。
保険適用については誤解があるようです。
睡眠の相談は自由診療で費用負担が大きいと思っている人が多いのですが、検査も治療も保険適用が可能です。
矯正機械を3ヶ月から6ヶ月自宅に借りて行う治療でも、負担は月数千円です。
睡眠は経営の重要な課題です。
独立行政法人労働安全衛生総合研究所は、「睡眠と労働の質」について研究報告を出していますが、
その中でも睡眠と労働の双方向性、癌をはじめとする様々な病気との相関関係についての報告がされています。
またハーバード、ビジネス・レビュー:『Sleep Deficit: The Performance Killer』の中でも
質量不足の睡眠が企業経営の効率化を削ぐ問題を取り上げています。
従業員の睡眠というプライベートな時間に立ち入ることは困難ですが、
専門医など提携機関への紹介体制をつくるのは可能な対応でしょう。