代表 小谷野幹雄のブログ

2026年01月29日女子大は存在意義を持ち続けられるか ~津田塾大学・萱野稔人教授卓話より~

小谷野です。

 

津田塾大学教授、萱野稔人(かやのとしひと)氏から少しショッキングなお話を聞く機会がありました。現在、女子大学は、その存在意義を問われているそうです。かつては、女子が男子のように高度教育を受けることが難しかった時代に、女子大学が設立されましたが、現代では、男女平等に教育機会が確保されています。

女子大学では現在、男女共学化する、他大学と合併する、閉校するなど様々な選択肢が議論されているようです。

萱野教授に、様々な統計数値から解説していていただきました。

 

 

 

<4年制大学の進学率の変化>

 

総数

1990年

33.4%

15.2%

24.6%

2023年

60.7%

54.5%

57.7%

*私の古い記憶の「大学進学率3割」は、現状は2倍になっていました。

また、女子の大学進学率の伸びは大きい。

 

 

<減少する女子大学>

 

大学数

うち女子大数

短大数

18歳人口

1990年

507

90

593

2,005,425

2023年

812

56

292

1,100,851

*大学の数は、1990年代の規制緩和によって増加しましたが、女子大は大きく減少しています。最近も、京都ノートルダム女子大学、神戸海星女子学院大学などが募集停止、閉校が発表されました。

*また、個人的には18歳人口が30年で半減していることに驚きです。

 

 

<近年共学化した(する)女子大学>

 年度

従来の名称

新名称

所在地

2025年度

東京家政学院大学

東京家政学院大学

東京都

2025年度

清泉女学院大学院

清泉大学

長野県

2025年度

名古屋女子大学

名古屋葵大学

愛知県

2025年度

神戸桜蔭女子学院大学

神戸松蔭大学

兵庫県

2026年度

京都光華女子大学

京都光華大学

京都府

2026年度

学習院女子大学

学習院大学と統合

東京都

2027年度

武蔵川女子大学

武蔵川大学

兵庫県

 

 

<一般大学が女子枠を設置>

男子に対する逆差別と言われる女子枠ですが、現状でも国公立を含む多くの大学が女子枠の設置をしています。2026年度からは国立大学の女子比率向上のため、京都大学、広島大学、大阪大学でも女子枠を設置することが公表されています。

 

 

~男女均等の影、小谷野でした~

 

 

 

 

 

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