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- 小さいことにくよくよするな! ~しょせん、すべては小さなこと~
小谷野です。
『小さいことにくよくよするな!』(2024.1サンマーク出版 心理学者リチャード・カールソン著、小沢瑞穂訳)を読みました。
企業で働く従業員のうつ病が増えているそうです。
働き方改革による労働時間の減少、各種パワハラの社会認知の向上も進み、労働環境の改善と反比例しているのが不思議です。
時間に余裕ができて、心の持ち方がうまくできない人が増えたのかも知れません。
その場合に、この本は参考になります。
一大事と思えることも、よく見れば小さな事、ことさらに悲観視、不安になったりしないため、心のセラピストが戦略を指南しています。
<100の戦略から一部抜粋>
・小さいことにくよくよしない、すべては小さいことだ
・完璧な人なんて、つまらない
・目先の問題はまたとない教師
・人のために何かをする
・1年経てば全てが過去
・幸せは今いる場所にある
仕事や環境が変われば幸せと思わない
・どこに行っても自分と道連れ
・人生は不公平が当たり前
・自分の葬式に出ることを想像する
・人のせいにするのをやめる
・モア・イズ・ベターという考え方を捨てる
逆境の時、人は思考が否定的になり、ますます泥沼にはまります。
ちょっとした問題や細かい心配ごとに過剰反応せず、完璧を求めない。
全員に認められることは不可能であり、否定されても「そんなこともある」と思う。
~吾唯足知(われ、ただ足るを知る)、小谷野でした~