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- 3つにまとめる ~流行語大賞2020~
小谷野です。
今週、2020年のユーキャン新語・流行語大賞が発表されました。
最近の大賞はスポーツ界から出ていましたが、今年はやはりコロナ関連で、
年間大賞は「三密」(密閉、密集、密接)でした。
その他、トップテン入りしたのは、
アベノマスク・「愛の不時着」(韓国ドラマ)・オンライン〇〇・鬼滅の刃・
「あつ森」(任天堂ゲーム、あつまれ どうぶつの森)・アマビエ(疫病をおさめる妖怪、
最近は神社、寺院でよく見かけます)・フワちゃん(ユーチューバー発の芸人)・
Go To キャンペーン・ソロキャンプ(ひとりキャンプ)
でした。
ちなみに2019年大賞は、ラグビーのワールドカップから「ワンチーム」、
2018年は冬季オリンピックのカーリングから「そだねー」でした。
今年の世相を反映しているはずですが、時代に遅れぎみの私には、
内容が分からないものが複数がありました。
ところで、「三密」ではないですが、3つの例示をよく使います。
ディベート(討論)やプレゼンテーションでもメッセージを3つにまとめたりします。
理由は、3つが人の記憶に残りやすく、人を説得するときに1つや2つの理由では弱いので、
3つが良いなどと言われます。
また、18世紀の英国の学者、トーマス・ベイズの定理が関係しているとも言われます。
大胆に簡略化した時、統計的な確率論では、3つ目迄の証拠は証明確率を大きく上げるが、
4つ目以降は確率を微増しかさせないのです。
伝えたいポイントを3つに絞る手法は、プレゼンの達人、コンサルタント、組織のリーダーが
よく使う表現方法です。
~5つの小(※)も記憶に残った、小谷野でした~
(※)会食時のコロナ対策:少人数・小一時間・小声・小皿・小まめ(手洗い、消毒、マスク、換気)