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スマホ副業とは?実際の副業例と気をつけたいポイントも解説

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スマホ副業とは?実際の副業例と気をつけたいポイントも解説

副業に興味はあるけれど、何から始めればよいのか分からない方も多いのではないでしょうか。そんな中で注目を集めているのが「スマホ副業」です。スマートフォン1台で完結し、通勤時間やすき間時間を活用して取り組める手軽さが魅力です。本記事では、実際に始めやすいスマホ副業の具体例を紹介するとともに、事前に確認しておきたい注意点についても分かりやすく解説します

スマホ副業とは?

スマホ副業とは、スマートフォン1台で完結できる副業を指します。

移動中や空き時間を使って作業できるため、会社員や主婦など、時間に制約のある人にも人気があります。特別なスキルや設備を必要としないものが多く、副業初心者でも始めやすいのが特長でしょう。

小さな作業を積み重ねて収入に繋げられるため、初めて副業に挑戦する人の第一歩としても選ばれています。

スマホ副業の例

スマホ副業にはさまざまな種類があり、自分のライフスタイルや得意分野に合わせて選ぶことができます。以下で、代表的なスマホ副業の例を取り上げ、それぞれの特徴について解説します。

関連記事:自営業におすすめの副業は?確定申告や社会保険・雇用保険も解説

ポイ活(ポイントサイト)

ポイントサイトは、広告の閲覧やアンケート回答、アプリのダウンロード、ショッピングなどでポイントを貯める仕組みです。貯まったポイントは現金や電子マネーに交換可能で、スマホ一台で簡単に始められます。

特別なスキルは不要で、スキマ時間にできるため副業初心者に人気です。ただし、収入は小遣い程度のため、毎日コツコツ継続する姿勢が求められるでしょう。

アンケートモニター

アンケートモニターは、企業の市場調査に協力し、スマホでアンケートに答えることで報酬を得る副業です。1回あたりの単価は低めですが、簡単な内容が多く、空き時間を有効活用できます。

通勤時間や待ち時間などに手軽に取り組めるのが魅力で、時間に余裕のない人にも向いていると言えるでしょう。複数のサイトに登録することで、効率よく案件をこなすことが可能です。

フリマアプリでの不用品販売

メルカリやラクマなどのフリマアプリを使って、自宅にある不要な物を販売する副業です。写真撮影や商品説明、発送作業は必要ですが、スマホだけで完結できるのが特長です。

物を捨てるのがもったいないと感じる人や、整理整頓が得意な人におすすめです。売れる商品や季節により収入に差がありますが、初期費用ゼロで始められるのが魅力でしょう。

ネットショップ運営

在庫を持たずに販売できる「ドロップシッピング」や、仕入れて転売するネットショップの運営は、スマホ副業の中でも本格的なビジネスに近い形です。

ECプラットフォームを利用すればスマホでも管理可能で、販促やリサーチの工夫で売上も伸ばせるでしょう。マーケティングに興味がある人や、将来的に独立を視野に入れる人にも適しています。

ブログ・アフィリエイト

ブログやSNSを活用して商品やサービスを紹介し、成果報酬型で収益を得る副業です。初期は収入が出にくいものの、記事が蓄積されて資産化すれば、継続的に収入を得ることができるでしょう。

文章を書くのが好きな人や、地道に育てていく作業を楽しめる人に向いています。スマホからの更新も可能で、テーマ選びやSEOの工夫が成功の鍵となります。

関連記事:アフィリエイトの確定申告はいくらから?申告のやり方とともに解説

動画投稿・ライブ配信

YouTubeやTikTokなどに動画を投稿したり、ライブ配信アプリで配信を行うことで、広告収入や投げ銭を得る副業です。視聴者との交流や継続的な配信が求められるため、コミュニケーション能力が活かされます。

スマホだけでも撮影・投稿が可能で、エンタメ性や独自の発信力がある人には大きな可能性があります。人気が出れば高収入も狙えるでしょう。

写真・イラスト販売

スマホで撮影した写真や、自作のイラストをストックフォトや素材サイトに登録し、ダウンロードされるたびに報酬を得る副業です。自分の作品を「資産」としてストックしながら、長期的に収益を生む点が特徴です。

写真やイラストが趣味の人にとっては、楽しみながら副収入も得られる魅力的な選択肢でしょう。継続的な投稿と品質の維持が成功のポイントです。

スキル販売

イラスト制作や占い、ライティング、動画編集など、自分の得意分野をスマホでサービスとして提供する副業です。

ココナラやタイムチケットといったスキルシェア系プラットフォームを利用すれば、簡単に始められます。

単価はピンキリですが、ニーズに合致すれば高単価案件を継続受注することも可能でしょう。専門性や強みを活かしたい人に最適です。

チャットレディ・電話相談系

チャットや音声通話で会話をしながら報酬を得る副業で、エンタメ要素の強いチャットレディから、悩み相談や専門アドバイスを行うサービスまで種類はさまざまです。

人と話すことが好きな人や、聞き上手な人に向いているでしょう。スマホがあれば即日スタート可能ですが、時間管理やプライバシー保護には注意が必要です。

データ入力や短期業務(クラウドソーシング)

クラウドワークスやランサーズといったサイトを通じて、スマホからも応募できるデータ入力やタスク案件に取り組む副業です。特別なスキルは不要で、比較的始めやすいのが特徴ですが、報酬は案件ごとに大きく異なります。

納期を守る責任感と、コツコツ正確に作業できる力が求められるでしょう。副業慣れの一歩目としても人気があります。

スマホ副業のメリット・デメリット

メリット・デメリット

スマホ副業には手軽さなどのメリットがある一方で、注意すべきデメリットも存在します。始める前に両方を確認しておきましょう。

メリット

デメリット

  • 初期費用がほぼかからない
  • 隙間時間に取り組める
  • 自宅で完結できる
  • 詐欺的な案件に注意が必要
  • 収入が安定しにくい
  • 継続しないと成果が出にくい

スマホ副業の最大のメリットは、初期費用がほとんどかからず、すき間時間に自宅で手軽に始められる点です。PCがなくても始められるため、副業初心者にも適しているでしょう。

一方で、収益化までに時間がかかるケースや、単価が低く作業量が必要なものも多くあります。さらに、詐欺的な副業や情報商材に注意が必要で、一定以上の収入があれば確定申告も必要になるため、情報リテラシーと自己管理力が求められます。

スマホ副業でも確定申告は必要?

確定申告

スマホ副業は手軽に始められる一方で、所得が一定額を超えると確定申告の義務が発生します

給与所得者か個人事業主か、扶養内かどうかなど、働き方や収入状況によって条件は異なります。また、所得が少ない場合でも住民税の申告が必要なケースもあるため、事前に確認しておきましょう。

副業所得が年間20万円を超える場合

会社員など給与所得者が副業で得た所得(経費を差し引いた金額)が年間20万円を超える場合は、確定申告が必要になります。

副業がアルバイト、ポイ活、アフィリエイトなどどの形式であっても、収入次第で対象になります。

関連記事:副業所得20万円以下で確定申告は必要?ポイントや注意点を解説!

開業届を出している個人事業主の場合

すでに開業届を提出している個人事業主は、基本的には毎年確定申告を行う必要があります。

青色申告を選択すれば最大65万円の控除を受けられるなど、節税のメリットもあるため、正しい申告が重要です。

関連記事:【税理士監修】開業届とは?書き方や必要書類、提出方法までの完全ガイド

給与収入がない・扶養内で働く人の場合

パートや主婦など、給与収入がない人や扶養内で働いている人でも、副業による所得が48万円(基礎控除)を超えると、原則として確定申告が必要になります。

ここでいう「所得」とは、収入から必要経費を差し引いた金額です。また、所得が48万円を超えると、配偶者や家族の扶養控除に影響する場合があるため注意しましょう。

関連記事:【扶養内でフリーランスとして働く】知っておきたい基礎知識を徹底解説

住民税の申告が必要な場合

所得が少なく確定申告が不要な場合でも、住民税の課税対象となると申告が必要です。

住民税の申告を怠ると、ふるさと納税の控除などができない可能性があるため、十分に注意しましょう。

関連記事:副業は住民税でバレる?申告方法や会社にバレない方法を解説

スマホ副業で注意すべき5つのポイント

確定申告に関するイメージ

スマホ副業は手軽に始められる反面、見落としやすいリスクも存在します。始める前に確認しておきたい以下5つの注意点をしっかり押さえておきましょう。

  1. 副業禁止の会社に勤めていないか確認する
  2. 詐欺や違法な副業に巻き込まれないよう注意する
  3. 個人情報やセキュリティ管理を徹底する
  4. 継続できるかを事前に見極める
  5. 税金や申告の知識を最低限身につける

副業禁止の会社に勤めていないか確認する

スマホ副業を始める前に、まず確認すべきなのが勤務先の就業規則です。副業が明確に禁止されている会社で副業を行った場合、懲戒処分の対象になる可能性もありますので注意しましょう。

「バレなければ大丈夫」と考えるのは危険で、住民税やSNSから発覚するケースも少なくありません。特に公務員や大企業では副業規定が厳しいこともあるため、事前にしっかり内容を確認しておくことが重要です。

関連記事:会社が副業を禁止するのはなぜ?理由や違法性について解説

詐欺や違法な副業に巻き込まれないよう注意する

スマホ副業は誰でも手軽に始められる一方で、詐欺的な案件も紛れ込んでいるので注意が必要です。例えば、「スマホ1台で月30万円」など過度な高収入をうたう副業は、初期費用をだまし取る情報商材ビジネスの可能性もあります。

また、知らずに違法行為に関与してしまうケースもあるため、募集元の信頼性や報酬体系、利用規約などは必ず確認しましょう。少しでも怪しいと感じたら、応募を控えることが賢明です。

個人情報やセキュリティ管理を徹底する

スマホ副業では、個人情報の入力やファイルのやりとりなど、インターネット上のやり取りが発生する場面が多くあるため、ウイルス対策やパスワード管理、二段階認証の導入など、最低限のセキュリティ対策は必須です

また、安易に本名や住所、電話番号を公開するのは避けましょう。特にフリマアプリやライブ配信系の副業では、身元が知られないよう配慮が必要です。

継続できるかを事前に見極める

スマホ副業の多くは、始めてすぐに高収入を得られるものではなく、基本的にコツコツ継続することで成果が出る仕組みです。最初から完璧にこなそうとせず、自分のペースで続けられる副業かどうかを見極めることが大切でしょう。

例えば、毎日数分でできるものなのか、週に数時間必要なのかといった点を確認して、自分の生活リズムに合った副業を選びましょう。継続できる副業こそが、将来の収入に繋がります。

税金や申告の知識を最低限身につける

スマホ副業で得た収入にも、一定額を超えると確定申告や住民税の申告が必要になります。税金の申告を怠ると、後から追徴課税や延滞金が発生するリスクもあるため注意が必要です。

特に、副業禁止の会社に勤めている場合は、住民税の納付方法を個人に変更するなどの対策も求められます。最低限の税務知識を持ち、必要に応じて税理士などの専門家に相談することも検討しましょう。

スマホ副業で迷ったら専門家に相談

スマホ副業は気軽に始められる一方で、税金や法的なリスクも伴います。副業収入が一定額を超えた場合や、確定申告の手続きに不安がある場合は、専門家に相談することをおすすめします。

小谷野税理士法人では、副業に関する税務相談や確定申告のサポートに対応しています。スマホ副業の内容や金額に応じて、最適な申告方法や節税対策をご提案可能です。

「副業で確定申告が必要か判断できない」、「住民税で会社にバレないようにしたい」などのお悩みがある方は、ぜひ一度小谷野税理士法人にご相談ください。

この記事の監修者
池田 大吾小谷野税理士法人
カルフォルニア大学アーバイン校卒業、大手生命保険会社勤務を経て2007年小谷野税理士法人に入社。
会計、税務、経理実務の支援業務から各種補助金の相談・申請業務、企業及び個人のリスクマネジメントのコンサルタント業務を行う。
銀行はじめ多くの金融機関、会計・税務・財務業界に多くの人脈を持ち、企業財務のマルチアドバイザーとして活躍。
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