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個人事業主に税理士は必要?費用相場や相性でのおすすめな探し方

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個人事業主に税理士は必要?費用相場や相性でのおすすめな探し方

開業するときや、個人事業が成長してきたとき、税務の負担を重く感じることがあるかもしれません。その際は、税理士に業務を依頼することで負担を軽減できます。しかし、事業との相性や費用を考えると、税理士選びには注意も必要です。この記事では、個人事業主が税理士を探す際に役立つ方法を、さまざまな視点から紹介します。

個人事業主におすすめな税理士の探し方

税理士に節税を相談するイメージ

いざ税理士を探すにしても、闇雲に探していては効率良く出会えません。次のような探し方を参考に、事業に合う税理士を見つけてください。

近場の税理士を探す

時間や費用をかけたくない際には、自宅や職場の近所で税理士を探しましょう。

納税額が低い場合や、確定申告だけを代行して欲しい場合は、看板が目についた税理士に依頼することもおすすめです。近隣にあるため、相談に行きやすく、交通費もかかりません。

ただし、その税理士がどんな分野を得意としているか、報酬はいくらかなど、詳しい情報が分からないことが多いものです。まずは、依頼を予定している税理士について、情報収集をしたうえで契約することをおすすめします。

ネット検索で探す

現代では、スマホやパソコンからネット検索で税理士を探すことが一般的です。通信費はかかるものの、移動や通話などの手間をかけることなく手軽に探せます。

また、税理士の得意分野や報酬の情報を事前に把握しやすいうえに、エリアを絞って検索もできます。

しかし、ホームページがネットでヒットしても、必ずしも実績や経験に優れた税理士であるとは限りません。実際に会ってみなければ、税理士との相性や人柄は不明であるため、過信しすぎないように注意してください。

知人や友人からの紹介

知人や友人からの紹介は、依頼前に税理士の情報を得られるためおすすめです。

時間や費用をかけることなく、税理士がどんな人柄をしているか、仕事ぶりは誠実か、提供されるサービスの内容なども事前に把握できます。

しかし、紹介による税理士への依頼は、事業の経営や財務などの状況が、知人や友人に漏れるリスクがあります。

また、紹介された上で税理士を選ぶと、変更しづらくなる傾向があるため注意しましょう。

商工会議所や税理士会からの紹介

商工会議所や税理士会が行っている無料の税務相談会でも、税理士を見つけられる可能性があります。

商工会議所や税理士会からの紹介であれば、費用をかけることなく税理士を探せる上、実際の税務相談を通じて対応や人柄に触れられます。

ただし、税務相談会は定期・不定期で実施していることがほとんどです。毎日開催しているわけではないため、タイミングを逃さないようこまめに情報収集しましょう。

また、無料の税務相談会には、税理士がボランティアで参加していることもあるため、依頼をしても断られる可能性があります。

セミナーに参加

セミナーは、自分に合った税理士を見つけやすい場です。一般的に、セミナーは無料で参加できることが多く、最近ではオンラインにも対応しています。

学べる税務の内容はさまざまですが、特に確定申告については多くのセミナーが開催されています。

セミナーで税への知識を深めながら、自分に適した税理士を見つけられるのがこの方法の利点と言えるでしょう。

また、税理士が行っているセミナーであれば、参加後に業務を依頼した際、断られにくい傾向があります。無料セミナーに参加できる機会があれば、積極的に利用しましょう。

関連記事:いい税理士の見極めポイント!すぐわかる良い税理士・悪い税理士の特徴をランキングで紹介

個人事業主が税理士を探す際に基準となること

法人が税理士に依頼する費用のイメージ

ただ漠然と探していると、事業や自分に合った税理士はなかなか見つかりません。そこで、必要な基準を設け、良い税理士に出会える可能性を高めましょう。

所在地で決める

税理士を選ぶ基準の1つに、所在地が挙げられます。例えば、事業所や自宅に近い所在地の税理士であれば、相談や打ち合わせをする際も、交通費や時間をかけずに訪問できます。

また、事業所や自宅の近くに所在地を持つ税理士は、その自治体の助成金や補助金、地方銀行・信用金庫の融資に強い傾向があります。

ただし、現在ではオンラインを取り入れている税理士も多いです。対面で相談や打ち合わせをせずとも、十分にやり取りを行える環境が整えられています。そのため、必ずしも近場に所在地がなくても、素早い対応をしてくれる可能性があります。

特に、個人事業の連絡で頻繁にオンラインを使っているようなら、所在地とは無関係に事業や自分に合った税理士を選べます。

得意分野で決める

税理士にもそれぞれ得手不得手があるため、得意分野で選ぶという方法もあります。例えば、法人よりも個人事業主からの依頼が多い税理士や、融資に強い税理士、相続に詳しい税理士など、さまざまです。

また、税理士が全員、すべての分野に対応しているとは限りません。現在では大半の税理士が自身のホームページを持っています。

相談や依頼をする前に、まずはそこで税理士が対応している分野を確認し、事業のニーズに合っているかどうかを考えましょう。

規模で決める

税理士にも個人と法人があるため、その規模の大きさで、自分に合ったところを選べます。

税理士が一人だけの個人事務所もあれば、大勢の税理士が所属している税理士法人も存在します。

個人事務所は、職場や自宅の近隣に所在地のあるケースもあり、敷居が低く相談しやすいのが特徴です。その反面、個人では、対応できる分野や業務の幅が狭い可能性があります。

一方の税理士法人では、さまざまな相談や依頼への対応が期待できます。今は個人事業でも、将来的には会社設立を考えている場合には、幅広い相談や依頼に対応している税理士法人がおすすめです。

費用相場で決める

税理士に支払う報酬金額を抑えたい場合には、費用相場と比較して決めましょう。税理士によっては報酬額を公開していたり、無料で見積もりを出してくれたりします。

税理士の報酬額や見積もりを複数比較することで、予算や経営状況に合った専門家に出会えます。

ただし、相場よりも安く依頼できる税理士の場合、まだ経験が浅かったり、相談できる回数が少なかったりする可能性があります。

もちろん、税理士の報酬額が安いからと言って、業務のクオリティが低いとは限りません。報酬金額と業務品質のバランスを見て依頼先を選んでください。

関連記事:税理士の態度で税理士変更はあり?いい税理士の見極めポイントや税理士への不満ランキング

個人事業主にぴったりな税理士探しのポイント

税理士を変更したいのイメージ

税理士を探す際には、自分の相談や依頼のニーズに合っているかどうかが重要です。そこで、ここでは特に、個人事業主にとって需要の高い税理士のポイントを紹介します。

実績と信頼がある

税理士を探す際には、その税理士のホームページや税理士紹介サイトなどを閲覧し、必ず実績を確認しましょう。税務相談や申告を行った件数、そしてどんな業務を手掛けてきたかなどです。

実績が豊富であれば、それだけクライアントからの信頼も厚く、評判の良い税理士である可能性が高いでしょう。

コミュニケーションがスムーズ

相手とのコミュニケーションがスムーズに取れるかどうかは、税理士探しにおいても大切です。

税理士を変更したい理由として、コミュニケーションをスムーズに取れないという声は多く挙がっています。

そのため、オンライン・対面を問わず、1度実際に税理士と顔を合わせて会話してみましょう。

個人事業主が抱える税務の悩みに対し、寄り添ってくれるかどうかもコミュニケーションには必要です。

レスポンスの早さ

税理士を選ぶのであれば、レスポンスは早いに越したことはありません。

レスポンスが遅い場合は、相談したいタイミングを逃したため商機を失ったり、税務調査の際に連絡が取れなかったりします。結果的にトラブルの発生につながるでしょう。

レスポンスの早さの目安としては、最初の問い合わせや、見積もりを依頼した際の返信などを参考にできます。

幅広い対応

幅広い対応をしている税理士とは、事業の成長に合わせて長く付き合えます。

個人事業の開業から、事業の拡大に合わせて法人化し会社を設立した場合、税務には数多くの変化と更新があります。

その際、幅広い分野や業務を手掛けている税理士であれば、柔軟に対応してもらえる可能性があります。

関連記事:税理士に丸投げするとデメリットが多い?税理士に丸投げする際のポイントを解説

明瞭な料金設定

明瞭な料金設定であることも、良心的な税理士かどうかを見極めるポイントです。

税理士の報酬は、顧問契約かスポット契約か、確定申告や決算申告、記帳代行を含むかなど、業務により費用が変動します。

また、個人事業主や法人の規模・従業員数・訪問回数でも料金が変わります。税理士によっては報酬金額をホームページで公開している場合もあるため一度確認しておきましょう。仮に、ホームページ上で情報が見つけられなかったときには、見積もりを依頼してください。

必ず業務内容と費用の内訳を確認し、依頼を検討することが大切です。

デメリットも説明してくれる

良い点ばかりでなく、デメリットも同時に説明してくれる税理士は誠実であると判断できます。

例えば、税理士に業務を丸投げする場合、メリットだけでなくデメリットについても事前に説明があると、十分に納得してから契約を結べるでしょう。

個人事業主や事業との相性

税理士を選ぶ際には、事業と、さらには個人事業主との相性も考慮しましょう。

さまざまな種類の個人事業があることから、そのジャンルを得意とする税理士であれば、経験に基づいた的確な処理が期待できます。

また、個人事業主との人と人との相性も重要です。話しやすいか否かはもちろん、節税に対する考え方が同じであるなど、ストレスを感じずにコミュニケーションを取れることは大切です。

関連記事:税理士変更での良い税理士の選び方!個人事業主・法人の選定のポイントや失敗しがちな選び方

個人事業主にも対応している税理士を探すなら!

税理士で対応している業務には違いが見られます。そのため、個人事業主が税務を依頼する際には、必ず個人に対応している税理士を探しましょう。

ただし、今後は個人事業を拡大させ、将来的には会社設立も視野に入れているのであれば、個人と法人の両方に対応している税理士なら安心です。

私たち小谷野税理士法人も、個人と法人の両方の税務に対応しています。

税についてお困りのことがあれば、いつでもお問い合わせください。真摯にサポートさせていただきます。

この記事の監修者
池田 大吾小谷野税理士法人
カルフォルニア大学アーバイン校卒業、大手生命保険会社勤務を経て2007年小谷野税理士法人に入社。
会計、税務、経理実務の支援業務から各種補助金の相談・申請業務、企業及び個人のリスクマネジメントのコンサルタント業務を行う。
銀行はじめ多くの金融機関、会計・税務・財務業界に多くの人脈を持ち、企業財務のマルチアドバイザーとして活躍。
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