0120-469-383平日 9:00~18:00 税理士に相談(相談無料)
会社設立の基礎知識

税務調査に強い税理士を選ぶ3つのポイントとは?依頼できる内容や相場も解説

公開日:

税務調査に強い税理士を選ぶ3つのポイントとは?依頼できる内容や相場も解説

税務調査では帳簿や契約書をはじめ多くの書類が確認され、受け答え次第で不利な判断につながることもあります。こうした状況で頼りになるのが、税務関連の専門家である税理士です。税務調査前の書類準備から当日の立会い、事後対応まで幅広くサポートを受けられるため、安心して調査に臨めます。本記事では税務調査における税理士の役割、依頼できる内容や費用相場、さらに税務調査に強い税理士を選ぶポイントを解説します。

税務調査関連の税理士へ依頼できる仕事内容

せどりで税理士に依頼するイメージ

以下では、税務調査関連の税理士へ依頼できる仕事内容について解説します。

税務調査前の書類準備

依頼できる仕事のひとつとして、税務調査に必要な書類の準備が挙げられます。調査官は会社の概要から帳簿・契約書に至るまで幅広い資料を確認するため、不備があれば追徴課税につながりかねません。

準備が必要な書類には以下のようなものがあります。

書類区分

主な記載内容・書類例

会社概要

  • 資本金
  • 所在地
  • 社員数
  • 事業内容
  • 主な取引先一覧
  • 取引先金融機関など

帳簿書類

  • 決算書
  • 総勘定元帳
  • 現預金出納帳
  • 預金通帳
  • 小切手帳
  • 売掛帳
  • 買掛帳など

領収書・請求書類

  • 領収書
  • 納品書
  • 請求書

労務書類

  • 源泉徴収簿
  • 給与台帳
  • 役員報酬・退職金の明細
  • タイムカード
  • 雇用契約書
  • 社会保険関係の書類など

契約書類

  • リース契約書
  • 賃貸借契約書
  • 機械設備契約書など

こうした膨大な書類を短期間で整理するのは経営者にとって大きな負担です。しかし税理士がいれば、税務や会計の専門知識を活かして適切に整理・確認をしてくれます。特に、書類の不備や処理ミスを事前にチェックしておくことで、調査官から余計な指摘を受けるリスクを減らせます。

税務調査への立会

次に、調査当日の立会も依頼が可能です。もし専門知識もなく調査官からの質問や指摘に回答してしまうと、誤解や不利な判断につながる恐れがあります。そこで税理士が調査に立ち会うことで、適切な対応を取ってもらえます。

また、調査官の指摘が必ずしも正しいとは限りません。その際、税理士なら法令や根拠を示しながら適切に説明をして、誤った判断を回避できます。

税務調査の事後対応

場合によっては調査結果に応じて手続きを進める必要があります。問題がなければ「申告是認」の通知が届き調査は終了しますが、誤りが見つかれば修正申告が必要です。例えば修正申告が必要になった場合でも、税理士に依頼すれば書類の作成や提出を一括して作成してもらえます。

税務調査は終了後の対応まで税理士に任せれば、手続きの負担やトラブルを防ぎやすいでしょう。

この帳簿合ってるの?税務調査が心配な方

出納帳のつけ方から経費の管理・会計業務まで税務のプロがお客様の「分からない」を請け負います。

税務調査関連の業務を税理士に依頼するメリット

税理士に丸投げするデメリットのイメージ

続いて、税務調査関連の業務を税理士に依頼するメリットについて解説します。

税務署からの指摘に冷静に対応できる

税務署の指摘に冷静に対応してもらえる点は、税理士に立ち会いなどの業務を依頼する大きなメリットです。もし納税者自身が質問を受けると焦ってあいまいな回答をしてしまい、経費計上の否認や追徴課税につながるリスクがあります。

一方で、税理士であれば過去の判例や事例を踏まえ、法的根拠に基づいた論理的な説明が可能です。このような冷静な対応によって、不要な追徴課税を回避できるケースもあります。

税務署とのやり取りを任せられる

税務署とのやり取りを任せられるのも魅力のひとつです。税務調査の場では、帳簿や資料に関する質問や指摘が次々に入ります。税務上の処理方法を問われることもあり、知識がないと説明が十分にできないまま調査が長引きかねません。

ここで税理士に依頼をすれば、税務署や調査官とのやり取りを一任できます。税理士は質問の意図を正しく理解して適切に説明できるため、調査を効率的に進められます。

さらに顧問契約している税理士がいれば、調査の通知は税理士に届きます。その結果、日程調整や書類準備も任せられ、経営者は時間と労力を大幅に削減できるでしょう。

税務調査に強い税理士を選ぶ3つのポイント

法人が税理士に依頼する費用のイメージ

続いて税務調査に強い税理士の選び方の詳細を解説します。

税務調査の対応経験が豊富である

まず重視すべきは、税務調査の対応経験があるかどうかです。安心して依頼するためには、国税庁出身の税理士や、過去に複数回の税務調査対応実績がある税理士を選ぶとよいでしょう。契約前の面談時に「これまでの税務調査対応経験」を確認しておくのがおすすめです。

顧客の立場に立って対応してくれる

顧客の気持ちや立場に寄り添って対応してくれるかどうかも重要なポイントです。税務調査の多くは任意調査であり、納税者の同意なく一方的に進められるものではありません。しかし実際には、調査官によっては威圧的な態度で税務調査に直接関係のないプライベート資料まで求めてくるケースもあります。

そのような場面で顧客の立場に立ち理不尽な要求にしっかりと意見や反論をしてくれる税理士であれば、安心して調査に臨めます。

税法に精通し、交渉力がある

最後に欠かせないのが「交渉力」です。税務調査では、事実認定や税法解釈をめぐって、調査官と納税者の間で見解が分かれることもあります。もし質問に対して正確に答えられなかったり根拠を示せなかったりすれば、納税者に不利な形で処理されてしまうリスクがあります。

税法に基づき論理的に説明し、納得を得られるよう冷静に交渉できる税理士こそ、税務調査に強い税理士と言えるでしょう。

この帳簿合ってるの?税務調査が心配な方

出納帳のつけ方から経費の管理・会計業務まで税務のプロがお客様の「分からない」を請け負います。

税務調査に関する税理士費用の相場

税務調査で税理士に依頼する際の報酬は大きく「立会い」「事前準備」「修正申告代行」の3つに分けられます。それぞれ対応内容や時間、専門性が異なるため発生する費用も変わってきます。

具体的には、以下のような相場が一般的です。

立会い費用

1日あたり30,000〜50,000円程度。

調査日数は通常1〜3日

日当制が多い

事前準備費用

必要書類の確認や不備の是正などに30,000〜50,000円程度

修正申告代行費用

調査後に修正申告が必要となった場合、10万〜20万円程度

このように、依頼内容によって費用は変動します。上記はあくまで相場であり、実際の報酬額は税理士ごとに異なります。そのため依頼前には必ず見積もりを取り、内容を確認しておきましょう。

まとめ

税務調査は経営者にとって大きな負担となるだけでなく、対応を誤れば追徴課税や不利な判断を受けるリスクもあります。税理士に依頼すれば、事前準備や当日の立会いによる税務署対応、修正申告が必要な場合の手続きまで一貫して対応してもらえます。

特に、経験豊富で依頼者の立場を守り、論理的に交渉できる税理士は心強い存在です。報酬は「立会い」「事前準備」「修正申告代行」に分かれそれぞれ相場がありますが、依頼前に見積もりを確認することが大切です。

結論として、税務調査を安心して乗り越えるには、信頼できる税理士はなくてはならない存在です。不安を抱える前に、税務調査に強い税理士へ早めに相談し、万全の体制で臨みましょう。

小谷野税理士法人では税務調査の対応経験が豊富な税理士が複数在籍しております。はじめての税務調査で不安なことがあれば「小谷野税理士法人」までお気軽にお問い合わせください。

経理業務が煩雑で本業に支障がでそう…

出入金管理や経費計算、申告業務など煩わしい業務は税理士に丸投げして、本業に集中できる環境にしませんか?

この記事の監修者
池田 大吾小谷野税理士法人
カルフォルニア大学アーバイン校卒業、大手生命保険会社勤務を経て2007年小谷野税理士法人に入社。
会計、税務、経理実務の支援業務から各種補助金の相談・申請業務、企業及び個人のリスクマネジメントのコンサルタント業務を行う。
銀行はじめ多くの金融機関、会計・税務・財務業界に多くの人脈を持ち、企業財務のマルチアドバイザーとして活躍。
  • 会社設立の基礎知識 特集「法人のための確定申告」
税理士「今野 靖丈」

会社設立専門の税理士による
オンライン面談を実施中!

お電話でのお問い合わせ

0120-469-383 受付時間 平日 09:00~18:00

Webからのお問い合わせ

相談無料会社設立の相談をする 24時間受付中

税理士変更のご検討は
オンライン面談でもお受けします

お電話でのお問い合わせ

0120-469-383 受付時間 平日 09:00~18:00

Webからのお問い合わせ

税理士変更の相談をする 24時間受付中
オンライン面談