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利用者識別番号とは?マイナンバーとの違いや取得方法について

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利用者識別番号とは?マイナンバーとの違いや取得方法について

利用者識別番号とマイナンバー、二つの違いをご存知でしょうか?それぞれの具体的な手続きや利用方法を理解すれば、納税をより効率的に行えるでしょう。この記事では、利用者識別番号とマイナンバーの取得方法やメリットなどについて、詳しく解説します。

利用者識別番号とは何か

そもそも、利用者識別番号とは何なのでしょうか。まずは、今知っておくべき利用者識別番号の概要や重要性などについて、詳しく解説します。

納税手続きの負担軽減を目的とした個人番号

利用者識別番号とは、主にe-Tax利用時の本人確認に使用される番号で、16桁の数字で構成されています。利用者識別番号は、電子申告時のなりすまし防止に必須で、取得後は繰り返し利用可能です。

昨今では、多くの人々がオンラインを介して申告を行っています。利用者識別番号は、納税手続きを円滑に行うため導入されました。そのため、利用者識別番号は一般的にはオンラインでの手続きにおいて必須です。

利用者識別番号を取得すれば、申告手続きの効率化や時間の短縮に繋がります。さらに利用者は、さまざまな税務手続きを安全に進められるのが魅力です。

e-Tax利用時に必要な番号

利用者識別番号は、主にe-Tax利用時に必要な番号です。利用者識別番号を取得すれば、インターネットを介して、迅速に納税関連の手続きを進められます。

そのため、往来の書面での申告よりも、手続きの負担を軽減できるでしょう。電子申告を利用すれば、スムーズで便利な申告が実現でき、結果的に時間の有効活用に繋がります。

参考:利用者識別番号について教えてください。

マイナンバーとは?

マイナンバー

利用者識別番号と似たものとして「マイナンバー」がありますが、具体的にどのような番号なのでしょうか。ここからは、マイナンバー制度の導入背景や具体的な利用方法、セキュリティ対策などについて、詳しく解説します。

日本に住むすべての人に割り振られる番号

マイナンバーとは、日本国内に居住するすべての人に対して割り振られる、12桁の番号です。各種手続きに必要な書類に記載される場合が多いため、さまざまな場面で活用できます。

マイナンバー制度は、社会保障制度や税制度、災害対策などに関連する情報をより効率的に管理するために設けられました。基本的には個人の特定を行うための番号です。しかし、将来的には行政手続きの簡素化や透明性の向上にも繋がると期待されています。

昨今では、税務署への申告や公共サービスの利用時に、マイナンバーが必要なケースが増えてきており、マイナンバー制度への理解の必要性が高まっています。

年金手続きや医療保険の管理などで活用できる

マイナンバーは、税金の申告や年金の手続き、医療保険の管理など、さまざまな場面で必要です。例えば、確定申告を行う際には、納税者の情報を正確に把握するため、マイナンバーの記入が求められます。

また、健康保険や年金の給付を受ける際にも、マイナンバーは必要です。マイナンバーがあれば、行政サービスを利用する際に必要な手続きがスムーズに進められ、より多くの人が安心してサービスを受けられるでしょう。最近では、民間企業においても、マイナンバーを用いた情報管理が進行しており、重要性は日に日に増しています。

関連記事:税理士変更での利用者識別番号|主な業務内容やよくあるトラブル、必要な手続き

e-Taxでの利用者識別番号の取得方法

利用者識別番号は、e-Tax利用時の本人確認に必要です。利用者識別番号を適切に取得すれば、税務手続きをスムーズに進められます。この章では、e-Taxを利用する際の利用者識別番号の取得方法について、詳しく解説します。

Webサイトでの取得方法

利用者識別番号の取得は、主に国税庁の公式Webサイトを通じて行います。まず、Webサイトにアクセスし「利用者識別番号を取得する」メニューから手続きを進めましょう。

利用者識別番号を取得する際には、必要情報を入力し、指示に従って手続きを進めてください。手続きの途中で本人確認が求められる場合もあるため、事前に必要書類を準備しておくとスムーズです。手続きが完了すると、利用者識別番号がメールまたは郵送で通知され、無事に取得が完了します。

 

e-Tax上での取得手順

e-TaxのWeb版を通じて利用者識別番号を取得する場合、以下の手順で操作を行ってください。

まず、e-Taxのサイトにログインし、新規利用者情報を登録します。登録の際、必要情報の入力や本人確認が必要です。次に、利用者識別番号の申請手続きを進め、画面の指示に従って入力を進めます。必要な手続きが完了すると、利用者識別番号の取得が完了し、次回から利用が可能です。

参考:ご利用の流れ

マイナンバーカード方式での取得方法

利用者識別番号の取得は、マイナンバーカードを利用すればスムーズに進められます。マイナンバーカードを通じて本人確認がより簡単に行えて、スムーズに利用者識別番号を得られるためです。マイナンバーカードを使用する場合、カードリーダーや対応スマートフォンが必要なため注意しましょう。

ID・パスワード方式での取得方法

ID・パスワードを用いて利用者識別番号を取得する場合、事前にID・パスワードを設定する必要があります。ID・パスワードを用いれば、マイナンバーカードが手元になくても、書類を提出すれば手続きが可能です。ただし、ID・パスワード方式は手続きが少々複雑なため、注意してください。正しい情報を入力し、必要な手続きが終われば、後日利用者識別番号が発行されます。

関連記事:確定申告は期限を過ぎても大丈夫?具体的な期限やペナルティについて解説

e-Taxでのマイナンバーカードの利用方法

e-Taxによる確定申告

e-Taxでマイナンバーカードを利用する際は、どのように操作すれば良いのでしょうか?e-Taxでマイナンバーカードを利用する際は、特定の手順に従う必要があります。この章では、e-Taxでマイナンバーカードを利用する具体的な手順やメリット、セキュリティ対策などについて、詳しく解説します。

1.e-Tax専用サイトでの手順

e-Taxでマイナンバーカードを利用する際は、e-Taxの専用サイトにアクセスしてください。ログイン画面では「マイナンバーカードでのログイン」を選択します。次に、マイナンバーカードを読み取るため、ICカードリーダーや対応スマートフォンを用意しましょう。

2.マイナンバーカードの読み取り方法

マイナンバーカードの読み取りは、専用のカードリーダーまたはスマートフォンを使用して行います。リーダーにカードを置くか、スマートフォンの読み取り機能を使って、マイナンバーカードを認識させましょう。読み取りが上手くできない場合、マイナンバーカードが正しい位置に置かれているか確認してください。

3.パスワードの入力

マイナンバーカードの読み取りが成功した後、パスワードの入力を求められます。この時入力するのは、マイナンバーカードに設定されている暗証番号です。正しいパスワードを入力すれば、本人確認が行われ、手続きを進められます。ミスに注意して入力を行いましょう。

4.利用者識別番号の確認方法

次に、利用者識別番号を確認する必要があります。利用者識別番号は、e-Taxのマイページから確認が可能です。e-Taxのマイページにログイン後、正確な利用者識別番号を一つずつ確認してください。

5.暗証番号の設定方法

マイナンバーカードを使用する際は、暗証番号の設定が必須です。暗証番号は、カードの読み取りやオンライン手続きを行う際に役立ちます。暗証番号を設定した後は、しっかりと管理しておきましょう。暗証番号を忘れなければ、今後の手続きもスムーズに進むはずです。

関連記事:開業届の提出タイミングはいつがベスト?期限や出さないデメリットを解説!

利用者識別番号を忘れた場合の対処法

利用者識別番号は、e-Taxを利用する際に必要な16桁の番号です。万が一、利用者識別番号を忘れてしまった際は、どのように対処すれば良いのでしょうか?この章では、利用者識別番号の具体的な確認手順や再発行の方法について、詳しく解説します。

利用者識別番号の確認方法

利用者識別番号をもう一度確認する方法は、いくつか存在します。まずは、税務署からの通知や書類を確認しましょう。重要書類には、利用者識別番号が記載されているケースが多いためです。また、e-Taxのマイページにアクセスし、アカウント情報や基本情報から利用者識別番号を確認するのも有効的でしょう。

利用者識別番号を再発行する手順

利用者識別番号がどうしても見つからない場合、再発行の手続きを進める必要があります。再発行をするには、まず税務署の窓口に連絡し、再発行申請の手続きを行ってください。

再発行の際は、本人確認書類や現在持っている関連書類が必要です。その後、再発行のための申請用紙に必要事項を記入し、提出します。再発行の手続きが完了すれば、後日利用者識別番号が再度通知されるでしょう。

参考:利用者識別番号やパスワードをお忘れになった場合は

まとめ

利用者識別番号やマイナンバーを活用すれば、納税手続きが格段にスムーズになり、手間を軽減できます。e-Taxとマイナンバーカードを組み合わせて利用すれば、すべての手続きをオンラインで完結できるため、効率的な手続きを実現できるでしょう。その他にも、税務処理をより快適にするための情報や知識を得たいという方は、小谷野税理士法人までお気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者
池田 大吾小谷野税理士法人
カルフォルニア大学アーバイン校卒業、大手生命保険会社勤務を経て2007年小谷野税理士法人に入社。
会計、税務、経理実務の支援業務から各種補助金の相談・申請業務、企業及び個人のリスクマネジメントのコンサルタント業務を行う。
銀行はじめ多くの金融機関、会計・税務・財務業界に多くの人脈を持ち、企業財務のマルチアドバイザーとして活躍。
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