働き方の多様化やリモートワークの普及に伴い、自宅開業に注目が集まっています。時間や場所にとらわれることのないビジネススタイルは、特に家事・育児と仕事の両立を目指す主婦を始めとした女性にとっては、魅力的ではないでしょうか。そこで、この記事では、女性や主婦にもおすすめな自宅開業の仕事を紹介します。自宅開業のメリット・デメリット、事業開始の手続きについても併せて説明します。
目次
自宅での開業におすすめの「スキル不要」な仕事5つ
自宅での開業におすすめの職種の中から、特にスキル不要で始められる仕事を紹介します。
特別な技術や訓練を必要としない職種ばかりであるため、開業するときも比較的簡単に始めやすいでしょう。
1.家事代行サービス
日頃から家事を行っている人であれば、家事代行サービスの開業がおすすめです。
家事代行サービスは、依頼のあったクライアントの家を訪問し、日常的な家事を代行するサービスを指します。
毎日自宅でしている家事と同じことを、クライアントの住宅でも行うのが仕事です。そのため、特別な道具を用意しなくても、普段使っている掃除用具や洗濯用具があれば、いつでも開業できるという魅力があります。
具体的な作業は、部屋の片づけや料理の作り置き、食器洗いや水廻りの掃除などです。また、服装も、清潔感があれば普段着にエプロンでかまいません。
近年は共働き世帯が増加していることもあり、家事代行サービスの利用が増加していると言われているため、需要が見込めます。
2.不用品回収事業
不用品回収事業は、てきぱきと体を動かし、筋力をつけたい方におすすめの仕事です。また、不用品のリサイクルや再販売に興味を持っている人にも適しています。
不用品回収事業は単に不用品を回収するだけではなく、それぞれを品物ごとに適切に仕分けし、廃棄したり中古品として売買したりと、数多くの業務があります。
不用品の種類によっては、古物商許可・一般廃棄物収集運搬許可・産業廃棄物収集運搬許可等の資格も必要です。
ただし、上記すべての資格が必要というわけではありません。回収する不用品の種類で必要な資格は変わるため、事業内容に適したものを取得しましょう。
3.ライブ配信
会話することが好きな人には、ライブ配信での開業が向いています。
「ライブ」という名称から歌唱や演奏のイメージがあるかもしれませんが、ライブ配信では必ずしも音楽を披露する必要はありません。
現在のライブ配信はアプリを使用したもので、主にリスナーとの会話を中心に行われています。
内容に規定も設けられていないため、カラオケやダンス、コスプレやゲームなど、自分の好きなことや興味あることを自由に披露し、語れるのが特徴です。そのため、撮影にも特別な機材は不要であり、スマホが一台あればライブ配信を行えます。
ライブ配信を行う人はライバーとも呼ばれ、事務所に所属したり、配信アプリのサービス業者と直接契約したりする人もいます。
4.愚痴聞き、雑談サービス、相談対応
愚痴聴き・雑談サービス・相談対応は、話を聞くことが好きな人、相手の気持ちに寄り添い、思いをくみ取ることに長けている人に向いている仕事です。
愚痴聴き・雑談サービス・相談対応といった内容の業務の一例として、ココナラの電話相談サービスが挙げられます。ココナラは、個人がさまざまなサービスを気軽に提供・利用できるスキルマーケットの一つです。
本人確認と電話番号の登録を行うだけで、愚痴聞きや雑談サービス、相談対応などを提供できます。
ちなみに、電話相談と言っても、必ずしも適切なアドバイスをする必要はありません。多くの方は、身近な人には話しにくいことを、誰かに聞いてもらいたいと思っている場合が多いからです。
愚痴聴き・雑談サービス・相談対応は、そのような方の話へと丁寧に耳を傾けられる人に向いています。
参考:ココナラ
5.データ入力代行
データ入力代行には、几帳面で根気強い人が向いています。データ入力は紙の書類やPDFファイルなどに記載された手書きの内容を、パソコンで入力しデータ化していく代行サービスです。
書類やファイルの内容を間違いなくデータ入力しなければならず、正確性が求められます。また、長時間にわたって同じ作業を繰り返すため、根気強さも必要です。
入力するデータの内容は、手書きの名簿やアンケートのほか、名刺・伝票・契約書など多岐に上ります。
特別な知識やスキルは不要であるため、データ入力は初心者でも始めやすい仕事であり、自分のペースを守って仕事を行えるのが魅力です。
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自宅での開業でおすすめな「インターネット関連」の仕事5つ
自宅で開業できる仕事の1つに、インターネット関連の業務があります。パソコン周辺機器とネット環境が整っていれば始められる職種です。一定のスキルや知識は求められるものの、インターネットで調べながら進めやすいものも多いため、開業・起業が初心者の方にもおすすめできます。
1.アフィリエイト
アフィリエイトは、好奇心が旺盛でリサーチや調査が好きな人におすすめの業務です。
アフィリエイトとはネット上の広告の一種であり、成果報酬型広告と呼ばれています。自分のブログやSNSなどで商品を紹介し、アクセスした人がそのリンクをクリックしたり品物を購入したりすることで、アフィリエイトのサービス会社から一定の割合の報酬が支払われる仕組みです。
アフィリエイトで多くの報酬を得るためには、ブログやSNSのアクセス数・閲覧回数を増やす努力も必要です。そのため、さまざまな情報やコンテンツで、読者やフォロワーを獲得しなければなりません。
また、どのような商品がクリックされやすいか、購入されやすいかなど、調査力やリサーチ力も求められます。
アフィリエイトではさまざまな商品やサービスが扱われていることから、ブログやSNSに自分の好きな趣味について書き、楽しみながら収入が得られるでしょう。
2.インターネットショッピング
顧客の立場で考えられる人や、数字に強い人は、インターネットショッピングの開業に向いています。
インターネットショッピングの別名はECサイトです。ECはエレクトロニック・コマース(電子商取引)のことで、eコマースという名称でも知られています。
インターネットショッピングの仕事は、実店舗を持たないために初期費用が抑えられるのが魅力です。さらに、郵送で商品を届けるスタイルであるため、日本全国を対象に商品を販売できます。
その商品の仕入れも自分で厳選できるため、個人的な趣味やセンスに合わせた品ぞろえも実現できるでしょう。
ただし、インターネットショッピングは顧客のニーズに応えてこそ商品が売れるものです。市場の調査やリサーチの結果をデータ化して需要も考えたうえで、仕入れる商品を検討しなければなりません。
3.Webデザイナー
Webデザイナーには、デザインセンスがあり、流行に敏感な人が適しています。
Webデザイナーはクライアントからの依頼を受けて、Webサイトのデザインやレイアウトを行うのが仕事です。クライアントの要望に応えつつ、新しいデザインやレイアウトを提案し続けなければなりません。
また、Webデザイナーはデザインやレイアウトだけでなく、Webサイトのコーディングも行います。コーディングとは、HTML・CSS・JavaScriptなどのコンピューター言語を用い、文字によりWeb画面上にデザインを指定することです。
Webデザイナーにはデザインセンスだけでなくコーディングの能力も求められるため、パソコンの知識を備えている必要があります。
一方で、優れたWebデザインを考え、その上でコーディング作業まですべて行える人は少ないと言われています。
そのため、コーディングのスキルを備えていれば、安定した需要が見込まれるでしょう。
もともとPCやWebデザインに興味がある人にとっては、楽しみながら有意義に仕事ができる職種でもあります。
4.Webライター
Webライターは、文章を書くことと情報収集が好きで苦にならない人に適している職業です。
Webライターの主な仕事はWebサイトの記事の執筆と言えます。執筆する内容はクライアントの依頼ごとにさまざまなため、自ら情報を調べる場合も多いです。
クライアントの依頼内容によっては、Webライターが記事の企画や構成の段階から関わることもあるでしょう。また、Web記事を作成するためにSEO(検索エンジン最適化)の知識が求められたり、インタビューや取材の対応が必要だったりすることもあります。
とはいえ、パソコンさえあれば仕事を始められるのが魅力です。初期費用を抑えて開業したい場合や、自分のペースで働きたい場合にはとくにおすすめできます。
5.動画編集
動画編集の仕事は、映像が好きで制作意欲を持つ人に適性があります。動画編集をする際の地道な作業が苦にならないということも、仕事を進める上では大切です。
動画編集者は、撮影した映像をカットしたり、逆につなぎ合わせて加工したりし、視聴者が見やすくすることを仕事としています。イメージとしては、テレビ番組のようにテロップを入れたり、BGMを流したりする編集です。
作業はパソコンのほか、現在ではスマホのアプリにも動画編集を行えるものがあります。
そのため、パソコンよりもスマホのほうが慣れているという人や、スマホしか持っていない人でも活躍できる仕事です。
特におすすめな動画編集アプリは次の3つです。
アプリ名 | 特徴 | OS | 料金 |
PowerDirector | CyberLinkが提供している動画編集アプリ。 | iOS | 無料 |
Inshot | SNSとの相性が良く、モザイク・ぼかしなど機能を使い、 | iOS | 無料 |
iMovie | 動画のトリミングやカット、文字・BGM挿入など基本操作を備えている。 | iOS | 無料 |
上記の動画編集アプリは、基本的に無料で利用可能です。また、上記以外にも、現在では有料のものを含め、数多くの動画編集アプリが開発されています。
有料版には体験版が用意されている場合も多いことから、まずは色々な動画編集アプリを試してみましょう。
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自宅開業にもおすすめな「女性・主婦向け」の仕事5つ
自宅開業の中でも特に女性や主婦におすすめな仕事を紹介します。この項の仕事は、いずれも資格なしでも始められるものばかりです。すぐにでも開業準備したい、と考えている方は参考にしてみてください。
1.ネイルサロン
ネイルサロンもまた自宅で開業できる仕事であり、ネイルが趣味の人、デザインセンスに優れた人、細かい作業が得意な人に向いています。
また、顧客と1~2時間ほど向き合って過ごすため、会話や接客が好きという性格の人にも適している仕事です。髪色や服装でおしゃれして活動できるのも、ネイルサロンの長所と言えるでしょう。
顧客の美意識も高く、美容やファッションなどの情報を仕入れるきっかけになるかもしれません。ちなみに、ネイルサロンで仕事をする人はネイリストと呼ばれますが、美容師のような国家資格は不要です。
そのため、本来は資格なしでもネイルサロンを開業できます。ただ、民間のネイリスト検定を受けることで顧客からの信頼は高められるでしょう。
2.ヘッドスパサロン
ヘッドスパサロンは、ほかのサロンの仕事と比較して会話が少ないと言われているため、集中して仕事をしたい人や、静かに仕事をしたい人に向いています。
その理由はヘッドスパサロンの目的が、髪・頭皮のクレンジングやケアだけでなく、マッサージを中心としたドライヘッドスパに分かれているからです。
ドライヘッドスパは、マッサージにより頭皮の血行改善や頭痛を緩和し、睡眠不足を解消することなどを目的としています。そのため施術中は会話を控え、ヒーリングミュージックを流し、顧客がマッサージを受けながら眠りに入れるよう環境を整えているサロンもあるのです。
こうしたことから、サロンの仕事はしたいけれど会話は接客は苦手という場合にも、ヘッドスパサロンをおすすめします。
3.カスタマーサポート
カスタマーサポートの仕事には、コミュニケーション能力やヒアリング能力が高い人、分かりやすく説明できる人におすすめです。
また、クレームに対しても冷静に対応できる性格の人もカスタマーサポートの仕事が適しています。そもそもカスタマーサポートとは、問い合わせや質問に対し、問題解決のサポートを行う仕事のことです。
カスタマーサポートは、かつて会社や企業がオフィスに専門スタッフを雇用することが一般的でした。しかし、近年は多くの会社や企業がカスタマーサポートを業務依頼し、自宅での対応に切り替えています。
こうしたことから現在、カスタマーサポートの業務は安定した需要が見込めるのです。カスタマーサポートの仕事は、求人情報サイトや転職情報サイトで探せるほか、派遣会社に登録したり、企業が直接募集していたりする場合もあります。
業務形態も正社員・派遣など、さまざまなことから、求人情報サイトや転職情報サイトで業務委託として募集されていることもあるでしょう。
他にも、業務委託としてカスタマーサポートを自宅で開業する場合は、クラウドソーシングやココナラなどを利用して仕事を請け負えます。
4.ハウスクリーニング業
ハウスクリーニング業は綺麗好きで、体を動かすことが苦にならない人が向いている仕事です。また、丁寧で几帳面な性格の人にもハウスクリーニング業をおすすめします。
ハウスクリーニング業と似た職業に家事代行サービスがありますが、その違いは業務範囲です。ハウスクリーニング業では、キッチン・バスルーム・トイレ、そしてエアコンや換気扇などを徹底して綺麗にします。
一方の家事代行サービスでは、日常的に行う程度の掃除を依頼主に変わって行うのです。そのため、料金を比較すると、ハウスクリーニング業のほうが家事代行サービスよりも高い傾向が見られます。
また、家事代行サービスでは料理を作ったり買い出しなども仕事に含まれますが、ハウスクリーニング業では清掃のみが業務範囲です。
5.リラクゼーションサロン
人を癒すことに貢献したい人は、リラクゼーションサロンの開業を目指してみてはいかがでしょうか。人と接することが好きで、誰かの力になりたいという思いがある人にとっても、リラクゼーションサロンの開業は適した仕事です。
体だけでなく心にも癒しを与え、緊張の緩和やストレス解消を目的としているリラクゼーションサロンは、そのような特徴や性格の人にぴったりな職場となるでしょう。
また、リラクゼーションサロンでは特にアロマテラピーが多く取り入れられています。そのためアロマオイルやお香に興味ある人にもおすすめです。
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自宅開業で高収入が目指せる「専門性が高め」の仕事5つ
専門性が高めの仕事でも、中には自宅で開業できるものがあります。資格やスキルを持っている人は、開業を考えてみてはいかがでしょうか。
1.プログラマー
論理的な思考ができ、試行錯誤するのを苦に思わない人には、プログラマーの適性があります。長時間にわたって緻密な作業を行ってもへこたれない、根気強い性格の人にも向いている職業です。
プログラマーの仕事は、プログラミング言語を使ってアプリやシステムを開発するのが仕事であり、今後も高い需要が期待できます。仕事に性別による差異がないことや、IT業界の人材不足もあって、女性プログラマーも活躍しやすい仕事と言えるでしょう。
たとえプログラミング言語の資格がなくても、スキルを備えていればプログラマーとして開業できます。
2.コンサルタント業
コンサルタント業は、自己主張のできる人や、コミュニケーション能力の高い人に向いています。相手のことを思いやって接することのできる人にも適性があるでしょう。
そもそもコンサルト業は、自分のスキルや経験を活かし、クライアントに対して助言やサポートを行うのが仕事です。具体的な職業としては、経営コンサルタントやITコンサルタント、さらには結婚コンサルタントなど、多種多様です。
自分の専門分野の知識や技術でクライアントの課題を解決するため、やりがいを感じられるのも魅力と言えます。
3.士業事務所
営業力や交渉力のある人、勉強熱心な人には士業事務所の開業に適性があります。すでに何らかの士業資格を保有している場合も、自宅を事務所とし独立を目指せるでしょう。
士業とは、職業名の最後に「士」のつく職種全体を指し、具体的には弁護士・司法書士・行政書士・税理士・社会保険労務士・公認会計士などが該当します。
女性の場合、その士業の事務所を自宅で開業すれば、家事・育児との両立も夢ではありません。自宅開業することで、資格を活かしつつ、自分のペースで働ける仕事です。
また、子どもの成長後は、自宅から士業事務所を移転し法人化を目指すこともできるため、働き方の幅が広がります。
4.翻訳
語学力と集中力の高い人には翻訳業が適しています。会話を対象とする通訳と異なり、翻訳の仕事は主に書籍や書類などに記された文章を訳すことが仕事です。そのため、翻訳家は本好きな人、文章力のある人におすすめの仕事でもあります。
また、英語やフランス語で書かれたお気に入りの原書を、日本人にも読んでもらいたいという場合には、達成感を味わいながら仕事ができるでしょう。そのうえ、原作者と直接やり取りできる可能性があるのも、翻訳業の魅力です。
ちなみに、翻訳家として活動する場合、必要なのは自分のスキルだけで、開業資金がほとんどかかりません。
5.特定分野でのオンライン講師
生徒に寄り添って教えることのできる人、自分のスキルを使って教えたいことがある人には、オンライン講師がおすすめです。また、オンライン講師が教える内容にはさまざまな分野があるため、自分の得意分野を活かせるのも長所と言えます。
具体的には以下のようなオンライン講師が存在します。
- 語学
- パソコン
- 手芸
- 料理
- ヨガ
- ダイエット
- ピアノ
- ガーデニング
- 将棋
- 囲碁 等
ニーズさえあれば、どのような内容もオンライン講座として開講可能です。
インターネットを利用して自宅で講座が開けることから、教室となるスペースや生徒の机や椅子などの備品も必要なく、初期投資を抑えて開業できるでしょう、
スキルをマーケットとしているココナラやUdemyを始め、さまざまな場所でオンライン講師を始められます。リアルタイムで講師を務めるならココナラが、YouTubeのような感覚で動画を通じて教えたいならUdemyが便利です。
参考:Udemy
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自宅開業で「趣味・特技が活かせる」仕事5つ
自分の好きなことを仕事にしたい、そのような夢を抱いている方もいるのではないでしょうか。実際に趣味や特技をフルに活かした仕事で、かつ自宅で開業することに適しているのは、次のような職業です。
1.飲食店
自分のお店を持ちたい人や、接客が好きな人は、自宅で飲食店を開業してみてはいかがでしょうか。サービス精神や経営能力に長けている人にも、カフェやレストランなどの飲食店の開業は適性のある仕事です。
飲食店ではコーヒー・紅茶・料理など、自分が興味を引かれるものを提供できるのも魅力と言えるでしょう。オーガニックや特定の素材・食品にこだわった専門店であれば、ほかの店舗とも差別化が可能です。
開業には自宅の改装費用など初期投資が発生しますが、内装やインテリアにこだわった理想のお店のオーナーになれます。
2.習い事教室・塾
相手の立場になって指導できる人、面倒見の良い人は、習い事教室や塾の経営に向いています。特に、自分の趣味や得意分野の資格を持っている場合や、教員免許を持っている場合にはおすすめの仕事です。
小中学生に教えることもあるため、子ども好きな性格の人にも合っている職業と言えるでしょう。ただし、場合によっては自宅の改装費が発生するケースがあります。
それでも、十分なスペースを確保できれば机や椅子を用意するだけで済み、飲食店ほど初期費用はかかりません。
習い事は、オンライン講師と同様に、さまざまな分野から選んで教室を開けます。塾の場合は英語や数学だけを教えたり、受験生を対象にしたりと、ターゲットを絞るのも経営手段の1つです。
3.占い師
占い師は、スピリチュアルに興味がある人や勘が鋭いと言われる人、人生経験が豊かで柔軟な対応ができる人などに向いている職業です。
占い師には資格や許可などは不要なため、興味があれば誰でも目指せます。また、さまざまな種類があることから、自分に合った占いスタイルを選択可能です。
占いには、西洋占星術・タロットカード・風水・姓名判断・手相・姓名判断などがあり、いくつか組み合わせて占っても良いでしょう。開業のハードルが低いことも占い師の特徴です。
占い師に興味あるけれど接客は苦手という場合は、オンラインでの占いや、WebサイトやSNS、アプリを介した占いなどをおすすめします。
4.文字起こし
文字起こしは、タイピングの早さが特技である人や、地道な作業が苦にならない人におすすめの仕事です。文字起こしはテープ起こしとも呼ばれ、録音や録画された音声部分を文字としてタイピングしていく作業を指します。
録音や録画された音声は、会議・インタビュー・座談会・講義・講演といった内容です。そのため、会社や企業だけでなく、大学や地方自治体などさまざまなクライアントから依頼が来る可能性があります。好きな時間に仕事できるため、時間的な束縛がなく、自由度の高い職業です。
基本的にパソコンと音声再生ツールがあれば仕事を行えることから、初期投資も少なくて済みます。
5.ナレーション、司会
ナレーションや司会業は、話すことが得意な人、声の良さに自信のある人であれば、特別なスキルなしでも開業可能です。現在では特に、動画サイトの拡大により、ナレーションや司会進行のニーズが高まっています。
数分から数十分と、ナレーションに要する時間は案件ごとにさまざまで、朗読やショートストーリーなどの声優の仕事も期待できるでしょう。隙間時間で対応できることから、副業からスタートするのもおすすめします。
仕事は、ココナラやクラウドソーシングなどでナレーターが多く募集されていて、未経験でもチャレンジしやすい職業です。
自宅での開業におすすめの「販売系」の仕事5つ
インターネットを通じ、実店舗を持たなくても自宅で販売系の仕事を開業できます。
販売する商品やサービスにもさまざまな種類があるため、自分の趣味や特技を活かした開業が可能です。
1.ハンドメイド
手先が器用な人や、コツコツとした細かな作業が苦にならない人や、ハンドメイド作家として開業してみてはいかがでしょう。
もともと趣味でハンドメイドを制作していた人にとっては、実益を兼ねた職業です。また、ブログやSNSを立ち上げれば、自分の作品の発表の場にも使えます。
ブログやSNS以外にも、Creemaやminneといったハンドメイドのネット販売サイトがあるため、積極的に利用してみましょう。
ハンドメイド作家として人気が出れば、イベント出品やハンドメイド教室の展開など、さらなるビジネスチャンスにつながります。
2.写真・画像・イラスト販売
クリエイティブなことに興味があり、カメラ撮影やイラストを描くこと好きであれば、写真・画像・イラスト販売での開業で収入を得られるでしょう。
現在はWebサイトの作成やSNSの投稿のために、法人・個人を問わず、多くの人が素材販売サイトを利用し、画像をダウンロード購入しています。
Webサイトを見やすくし、SNSが人目を引くためには、今や写真・画像・イラストは不可欠です。
こうしたことから、素材販売サイトも複数存在するなど、写真・画像・イラストのダウンロード販売には高いニーズがあります。
また、クリエイターにとっては多くの写真・画像・イラストを制作することで、自身の技術やスキルを向上させるきっかけにもなるでしょう。
3.ドロップシッピング
ドロップシッピングでの開業は、新しい物好きな人、マーケティングが得意な人におすすめします。
リスクを抑えて販売業を営みたい人にも適している職業です。その理由はドロップシッピングの販売システムにあります。そもそもドロップシッピングとは、商品の販売方法の1つで、直送を意味する言葉です。
ドロップシッピングでは、注文があった際に、メーカーや卸売業者から顧客へと直接商品が発送されます。そのため、注文を受ける側は、商品を事前に仕入れる必要がありません。
在庫に経営が圧迫されたり、仕入れ費用が負担になることもないため、過度なリスクを負うことなくネットショップを開業できます。
4.小説などのオリジナルコンテンツ
小説などのオリジナルコンテンツの販売や提供は、発想力や企画力がある人、文章力のある人に向いている仕事です。
そもそもオリジナルコンテンツとは、独自性の高い小説や記事、経験談・体験談、調査や研究などの情報を指します。
オリジナルコンテンツは、Googleを始めとした検索エンジンからの評価が高いという特徴があるのです。
そのためオリジナルコンテンツを掲載したWebサイトは、検索で上位になりやすい傾向があります。
こうしたことから、小説や記事などのオリジナルコンテンツにはニーズがあり、その販売を仕事にすることが可能です。
5.オンラインサロンの限定コンテンツ
自分の趣味や専門知識・得意分野がある人には、オンラインサロンを運営し、限定コンテンツを提供するという開業方法もあります。
オンラインサロンとは、会員制のクローズドなコミュニティです。オンラインサロンには、動画や講座、イベントやプロジェクトなど、会員だけが楽しめる限定コンテンツが用意されます。
同じ趣味や価値観を持つ人々が集まるオンラインサロンでは、限定コンテンツで紹介する商品やサービスに高い宣伝効果が見込めるでしょう。
また、質の高い限定コンテンツを用意することで、オンラインサロンの会員増加につながります。
自宅で開業するメリット
自宅で開業できる仕事は数多くあります。実際に家を職場とすることで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。
具体的に説明していきます。
家賃がかからない
自宅を仕事場にすることで、ほかに事務所や店舗を確保せずに済むため、持ち家の場合は毎月の賃料が発生しません。賃料だけでなく、借りる際の礼金敷金も不要です。
賃貸物件の場合には、自宅の家賃の一部を経費にできます。このとき、事業費と生活費を分ける際に用いられる計算方法が家事按分です。
家事按分では、自宅で仕事のために使用しているスペースの面積や時間から、事業用の家賃や光熱費の割合がどの程度かを算出します。
このように、自宅での開業は持ち家であっても賃貸であっても、コストを抑えた経営が可能です。
ただし、賃貸物件で開業する場合には、不動産会社との契約内容を確認する必要があります。賃貸物件によっては、自宅開業が規約違反になる怖れがあるためです。
低予算で開業可能
仕事場が自宅であれば、低予算での開業が可能でしょう。前述した通り、職場の賃料や敷金礼金などが必要なく、職種にもよりますが改装費も抑えられます。
また、設備や備品についても、最初からすべてそろえるのではなく、少しずつ整えてゆくことをおすすめします。始めからあれもこれもと買いそろえたくなる気持ちは分かりますが、実際の業務では全く使わなかったり、扱いにくい設備や備品もあります。
テーブルやソファなどのインテリアを含め、設備や備品はもともと自宅にあるものをなるべく利用し、少しずつ買い足していきましょう。そのほうが低予算で開業でき、経営に負担がかかりません。
出社に時間がかからない
自宅での開業のメリットとして、通勤時間が不要なことも挙げられます。会社に勤務している場合、職場や家の立地により、長い通勤時間を要するケースもあるでしょう。
一方、自宅が仕事場であれば、出社に時間を割かれることもなく、その分ゆったりと過ごしたり、プライベートな時間を持てたりします。満員電車による体力の消費や、通勤のための交通費も発生しません。
時間的な束縛がない
自宅で開業できる職業の多くが、自分のペースを守りながら仕事できます。一般的な会社のように、何時から何時まで勤務するといった時間的な束縛のない場合が多いです。
自宅開業であれば、昼間に仕事をする時間が取れなかったとしても、その分の業務を夜に回すことができるでしょう。時間的な束縛が少ないことで、仕事をするタイミングを自由に選べます。
仕事と家事を両立しやすい
家事や育児との両立をしやすいことも、自宅で開業するメリットに数えられます。特に子どもが小さいと、急な発熱やケガなどもあり、仕事をストップしなければならない場合もあるでしょう。
そのようなときでも、自宅で仕事をしていれば、すぐに対応可能です。また、前述した通り、1日の中で仕事をするタイミングを自分で選べます。子どもの対応で昼間にストップした業務を、夜に再開するなど柔軟な働き方ができます。
自宅で開業するデメリット
自宅での開業にはメリットだけでなくデメリットも存在します。
デメリットを確認し、メリットと比較した上で仕事を選び、開業の手続きを進めましょう。
仕事と私生活の区別が難しい
自宅が職場が兼ねていると、仕事と私生活の切り替えが難しくなりがちです。仕事と私生活の区別が曖昧になると、家のことがあれこれと気になって集中力を欠き、業務の効率が下がる怖れがあります。
そのため、自宅で開業する際には、仕事と私生活を切り替える工夫が必要です。例えば、自分で1日の仕事量のノルマや目標を設定したり、休憩時間を決めて働いたりといった方法があります。
仕事に集中するためにも、自宅での仕事では特に私生活との切り替えを徹底しましょう。
プライバシーの保護が必要
自宅を職場にすると、名刺やWebサイトなどに自分の家の住所が記載されます。プライバシーの保護が必要と感じた場合は、バーチャルオフィスのサービスを利用しましょう。バーチャルオフィスのサービスとは、事業で用いる所在地の住所を貸し出すサービスです。
実際に事務所やオフィスをレンタルするのではなく、あくまで住所のみを借りられます。そのため自宅の住所を明かしたくないときに便利です。
セキュリティにリスクがある
家の一部を店舗にしたときには、不特定多数の顧客が自宅を訪問することから、セキュリティにリスクが生じます。
そのため、生活空間に仕事関係の人を通したくない場合には工夫が必要です。例えば、入室してほしくない部屋のドアに鍵を取り付けたり、「従業員専用」などのプレートを貼ったりするなどの対策をしましょう。
また、顧客の情報が漏えいしないように、パソコンのセキュリティも強化すべきです。ウィルス対策ソフトをインストールし、ソフトウェアは常に最新版にアップデートしましょう。データは定期的にバックアップを行い、同じパスワードを使い回さないように気をつける必要があります。
特に最近はフィッシングメールやフィッシングサイトが巧妙に偽装されているため、怪しいと感じたら開かないようにすることが大切です。
自宅で開業する方法・流れ
自宅で開業するには、さまざまな準備が必要で、やることが多数あります。混乱しないように、実際に自宅で開業する際の手順を把握しておきましょう。
事業計画の立案
開業する前に、まずは事業計画を立てましょう。
事業計画とは、開業時に取り扱う商品やサービス、対象とする市場やターゲット、売上や利益の見込みなどのプランを練ったものです。
また、これらの内容をまとめたものを事業計画書と呼びます。自宅での開業を考えるのであれば、まずは事業計画書を作成しましょう。
個人事業主の場合、事業計画書の作成は義務ではありませんが、開業をスムーズに進めるために役立ちます。
資金を調達する
初期投資を抑えて事業をスタートできる自宅での開業であっても、資金調達は必要です。調達する初期投資には、施設や設備の準備費用に加えて運営資金も含まれます。
開業した直後は、まだ商品やサービスの売上や利益もなく、収入が出るまでの間は仕入費用や光熱費なども運転資金で賄わなくてはなりません。
開業における初期投資は、自宅をどの程度まで改装するか、職種や規模で異なりますが、運転資金はいずれも概ね3か月分は必要と言われています。
許認可を取得する
開業する仕事によっては、許認可が必要な場合もあります。許認可を得ずに事業を進めてしまうと法律違反に問われる可能性もあるため、開業する前にはまず許認可の有無を必ず確認しましょう。
自宅で開業できる業種には、主に次のような許認可の種類に分かれています。
業種 | 許認可 | 申請先 |
医薬品・化粧品小売業 | 薬局(許可) | 都道府県知事 |
食堂・レストラン | 飲食業(許可) | 保険所長 |
各種食料品小売業 | 食料品販売業(許可) | 保険所長 |
酒小売業 | 酒類販売業(免許) | 税務署長 |
その他 | 古物営業(許可) | 都道府県公安委員会 |
許認可は、届出・登録・認可・許可・免許の5種類です。
許認可の種類ごとに申請方法や内容が異なっていることから、こちらも把握しておきましょう。簡潔に説明します。
- 届出:開業前に事業内容を行政機関に通知するのみで、審査はなし
- 登録:行政機関に書類を提出し登録を行うが、試験や調査が必要なケースもあり
- 認可:行政機関に申請を行うと確認がある
- 許可:行政機関に申請を行い、審査に合格する必要がある
- 免許:有資格者がその業務を行える要件を満たしていることを認めてもらう手続き
許認可は、申請してすぐに認められるとは限りません。許認可の種類や業種により、申請への対応に日数を要する可能性があります。
開業前に、許認可の申請は早めに行っておきましょう。
設備や備品の準備
自宅で開業をするために、設備や備品の準備をしましょう。そろえる設備や備品は、業種ごとに異なります。
例えば、カフェやレストランなどの飲食店を開業するのであれば、テーブルや椅子はもちろんのこと、厨房・キッチン、調理器具などが必要です。
また、自宅を店舗にする場合には、レジの導入も必須となるでしょう。レジは現在、タブレットやスマートフォンのアプリで使えるレジシステムが存在します。
タブレットやスマートフォンを用いたレジシステムであれば、スペースも取らず、コストを抑えられるのが特徴です。
屋号を決める
開業前に、店舗や事業の名称となる屋号を決めましょう。屋号は、法人の場合であれば商号と呼ばれる会社名に該当するものです。
個人事業主の場合、屋号を必ずつけなくてはならないという義務はありません。プログラマー、WebデザイナーやWebライター、コンサルタントやオンライン講師であれば、本名のまま活動することも多いです。
その一方で、店舗を構える場合には、屋号のほうが都合の良い場合があります。例えば、家事代行サービス○○や、○○サロンというように、屋号に事業名をつけることで業種が分かりやすくなり、集客効果が高まるでしょう。
また、ライブ配信や占い師のように、名前が広く知られるような職業であれば、本名よりも屋号を使ったほうがプライバシー保護につながります。
SNSやホームぺージの設置
屋号が決定したら、SNSを設置し、ホームぺージを作成して公開しましょう。SNSやホームぺージは、店舗や事業の認知度を高めるとともに、イベントやキャンペーンなどの通知にも活用できます。
SNSやホームぺージは、インターネットやパソコン、スマホの知識があれば自分で設置や運営が可能です。ただし、現在では特にSNSの種類が多いこともあり、その設置や運営に手間や時間を割けないという場合もあるでしょう。
そのようなときは、新たにスタッフを雇用するか、代行サービスを利用することをおすすめします。
SNSやホームぺージは、今や店舗や事業にとっての必須アイテムです。デザインや掲載する写真にもこだわりのあるほうが、多くの人に閲覧してもらいやすく、集客力も上がります。
税務署に開業届を出す
開業するために、税務署に個人事業主の開業届を提出しましょう。用紙は、国税庁の公式サイトからもダウンロードできる個人事業の開業・廃業等届出書を利用します。
開業届の提出期限は、事業を開始してから1ヵ月以内です。とはいえ、提出期限に遅れたり、たとえ提出しなかったりしても特に罰則は設けられていません。
ただ、開業届を出すことで屋号付き銀行口座の開設できるため便利です。また、開業届を出し、事前に所得税の青色申告承認申請を行えば、税制的に有利な青色申告での確定申告が可能です。
開業する際、開業届と同時に所得税の青色申告承認申請書の提出すると、税務署を何度も訪問する手間が省けます。
銀行口座を開設する
個人事業主の開業届を提出すると、屋号付き銀行口座を取得できます。屋号付き銀行口座は、事業用の銀行口座として取引に使えます。
例えば、店舗で販売した商品の振り込み先を屋号付き銀行口座にすれば、本名を取引相手に知られることなく、Webサイトに掲載してもプライバシーが脅かされません。
ただし、屋号つき銀行口座はすべての銀行でも対応しているとは限らないため、事前に確認が必要です。
確定申告書の作成と提出
開業し、個人事業主としての活動が開始したら、確定申告の作成と提出をしなければなりません。個人事業主の場合、その年の確定申告の対象となる事業年度は、毎年1月1日から12月31日までです。
開業した際には、毎日の仕事で発生した収支を帳簿づけし、それをもとに確定申告書を作成、原則的に翌年の2月16日から3月15日までに税務署へと申告・納税を行います。
このとき、開業届と青色申告承認申請書を提出済みの個人事業主は、最大65万円の特別控除を受けられる青色申告での確定申告が可能です。もう一種類の確定申告である白色申告は、青色申告のような特別控除の適用は受けられません。
ただし、青色申告で確定申告を行うためには、簿記の知識やスキルが必要な複式簿記で記帳が求められています。そのため個人事業主が青色申告で申告や帳簿付けを行うのであれば、税理士に相談するのがおすすめです。
自宅で開業する場合の注意点
自宅で開業する際には、住宅ローンの有無や賃貸かどうかなど、所有形態ごとに注意すべきポイントがあります。それぞれの支払い状況に応じた注意点を説明しましょう。
住宅ローンのある自宅では床面積に注意する
住宅ローン控除の適用を受けている自宅で開業する際には、床面積に注意する必要があります。
住宅ローン控除は、床面積の2分の1以上を居住用スペースとすることが条件の1つであるからです。
そのため、自宅で開業したあとも住宅ローン控除の適用を受けるには、事業用のスペースが50%未満となるように気をつけなければなりません。
賃貸物件での開業は契約条件を確認する
住居が賃貸物件である場合には、開業前にまず家の契約状況を確認しましょう。
オーナーや大家さんに無断で賃貸物件を改装し、店舗やサロンとして開業すると、契約違反と見なされる可能性があります。
自宅が賃貸物件の場合、不特定多数の顧客が出入りする店舗やサロンを開業するためには、専用の賃貸物件を借りたほうが良いでしょう。
自宅で開業するなら確定申告と税の相談は税理士へ
自宅開業は、住宅を仕事場にすることで、初期費用をかけずに事業を始められるのが魅力です。
その一方で、コストをかけないことから、個人事業主は一人で開業手続きを行ったり、確定申告のための帳簿付けを行ったりしなくてはなりません。
税と確定申告の手続きに負担を感じるようであれば、税理士に相談し、適切なアドバイスを受けてみてはいかがでしょう。
私たち小谷野税理士法人では、個人向けに税の相談や、確定申告の代行サービスを行っています。
税金はもちろんのこと、経営についてのご相談にも応じておりますので、お気軽にお問い合わせください。