ザ・ベンチャーズ ジャパン・ツア-2017を中野サンプラザ(9月3日/日曜日)へ見に行ってきました。超満員の会場で残暑をふっ飛ばす、エレキギタ-の音響で往年の名曲に酔いしれました!
私が、中学時代にまったく聞いたこともないサウンドに出会ったのがエレキギターです。衝撃とともに体中に電気ショックが・・・。曲の出だしがテケテケ・・と独特なリズムにとりつかれました。
ザ・ベンチャーズの全米メジャーデビューは、1960年発売の「ウォーク・ドント・ラン(急がば廻れ)」で大ヒットしました。初めて聞いた時、体中に鳥肌がたったことを今でも覚えています。それが、たちまち日本の若者たちをとりこにして、日本に於いて空前のエレキ・ブームを巻き起こしました。「ダイアモンド・ヘッド」、「パイプライン」「10番街の殺人」「キャラバン」・・・と。
アメリカでは、2008年にロックの殿堂入りを果たし、日本では2004年に「日米交流150周年記念外務大臣賞」さらに2010年には外国人として「旭日小授賞」を授賞しているのは驚きである。
1966年に加山雄三の「君といつまでも」のカバーを日本で発売してヒットし1960年代中盤から1970年代前半にかけて日本を意識した曲を作る。越路吹雪のために書いた銀座の夜景をイメージした「二人の銀座」を皮切りに、「北国の青い空」(奥村チヨ)、「京都の恋」「京都慕情」(渚ゆう子)、「雨の御堂筋」(欧陽菲菲)など次々日本人の心をとらえ歌謡曲を送り出し大ヒットした。
最後には、アンコールと拍手がやまず、公演終了してもその余韻が醒めず本当に心地のよい休日でした。