これから何かしても間に合わない。
タイミングを逃した。
こんなときによく『後の祭り』なんていいます。
でも、もう手遅れ、出遅れ、というようなことを言いたいのだとしたら、『祭りのあと』のほうがしっくりくるような気がしませんか。
なんの『後』で、どう『祭り』なのか。
京都の祇園祭は二回にわけて行われるそうです。
さきの祭りを『前祭』あとの祭りを『後祭』といい、前祭には山車がたくさん出てくるので非常に賑わうのだそうです。
ところが、後祭は前祭ほどの盛り上がりはなく、静かなものになるそうです。
祇園祭に行くのなら前祭から行かないと意味がない。後祭から参加したのでは遅い。つまりは『後の祭り』なのだそうです。
いえ、他意はありません。
たまには、時節とは関係ない話をと思っただけです。
ではまた。