今日は羽生VS渡辺の王座戦5番勝負の第4局が行われます。
初戦を落とすもその後連勝した羽生が王手をかけて臨む将棋ファン注目の一戦です。
羽生さんはあまりにも有名ですが、対する渡辺さんも若干28歳ながら将棋界最高のタイトルのひとつ「竜王」を8連覇中で、風貌は魔太朗そっくり、実力と キャラを併せ持つ天才棋士です。5年前の最強将棋ソフト「ボナンザ」との一戦をドキュメントしたNHKの番組を見た方も多いでしょうか。本もでてます。
将棋というと地味なイメージですが、結構「実は好き」という人も多いですね。最近facebookなどで発覚したり。よい趣味は人とのつながりを作り、広げてくれるので大切にしたいですね。なんでも。
最近ではヨーロッパでも将棋熱が高まっているという記事が先週末の新聞に出てました。特にもともとチェスが盛んで日本ブームでもあるフランスでは将棋人口 が増えているとのこと。仏将棋連盟も設立され国内で1000人ほどの愛好家がいるそうです。インターネット環境の発達もあり国際化も進んでいますね。
チェスと違い、将棋の場合は相手から奪ったコマを自分のコマとして使えるというところが面白味を深めていますが、このようなルールになり人気が高まったの は室町時代の終わり頃だそうで、当時の世相から「きのうの敵はきょうの友」という発想が受け入れやすかったからではないかとか。 最近の政界における党首選、経済界におけるM&Aのニュースをみると、この発想はサバイバルには必要なものだなと感じます。
子どもの教育にもよいかと思い、とはいえ、いきなり本将棋は難しいので、盤の大きさもコマの種類も半分ほどの「どうぶつしょうぎ」という簡易版を通販で買ったり、最近はipadにアプリをダウンロードして、幼稚園生の娘に覚えさせようと画策しています。が、いまのところ、いつもしばらくすると飽きてしまい、結局私ひとりで遊んでます。とほほ。