読者の秋、というにはややタイミングを逸した感がありますが、年末年始は帰省や旅行などで本を読む機会も多いと思いますので、私のオススメ本をご紹介させていただきます。
◯容疑者Xの献身
ミステリー小説の中では一番好きです。東野圭吾さんはどの本も面白いですが、これは謎解きの瞬間に戦慄が走りました。脱帽です。映画化もされているのですが、個人的には先に小説を読んでいただきたいです。
◯永遠の0
戦死した祖父の足跡を孫が追う話です。今生きているだけでどれだけ幸せかを思い知らされ、自分の悩みなど些末なことだと感じられました。デビュー作でこれほど素晴らしい本が書けるなんて、百田尚樹さん凄すぎます。
◯下町ロケット
池井戸潤さんの作品は続きがどんどん読みたくなるし、読み終わった後は爽やかな気持ちになるのですごく好きです。愚直に頑張る主人公が、もがき苦しみながらも巨悪に立ち向かう姿に胸が熱くなります。
◯のぼうの城
のぼう=でくのぼうのことで、領民からもなめられっぱなしのお殿様の話です。でも、不思議とみんなに愛されていて、のぼうなりに国を守っていく、味わいのある物語です。和田竜さんの本はまだこれしか読んでいないのですが、他の作品も読みたくなりました。
◯走れ!T高バスケット部
著者の松崎洋さんを知らずになんとなく本屋で買ってみたところ、これが面白い!弱小チームが頑張って強くなっていく話なのですが、とにかく前向きなストーリーで、スラスラ読めてしまいます。重たい本はちょっと…という方にはピッタリです。
kudo