今年も大河ドラマが始まりました。
「江~姫たちの戦国」
戦国時代を波乱万丈に生き抜いた女性の「優しさ」と「しなやかさ」がテーマのようです。
さて、初回の放送では、小谷城跡から美しい琵琶湖の景色が映し出されていましたが、
わが地元の近江には、「近江八景」という風光明媚な景色があります。
http://www.otsu.or.jp/hakei/index.htm
司馬遼太郎は、「街道を行く」シリーズでこんな言葉を残していました。
実は、近江好きなんですね。
~以下、抜粋~
「近江」というこのあわあわとした国名を口ずさむだけでもう、私には詩がはじまっているほど、この国が好きである。
京や大和がモダン墓地のようなコンクリートの風景にコチコチに固められつつあるいま、近江の国はなお、
雨の日は雨のふるさとであり、粉雪の降る日は川や湖までが粉雪のふるさとであるよう、においをこのしている。
~
大晦日に実家に帰省しましたが、そこは一面の雪景色でした。
遠くに見える伊吹山や比良山地は、子供の頃と同じような雪化粧。(まさに比良暮雪)
外は極寒の気候でしたが、幼いころの自分に戻ったような懐かしい気持ちになりました。