前回、ダイエットについて熱く語った私ですが、今回は歯列矯正について熱く語っていきたいと思います。
突然ですが、歯列矯正に以下のようなイメージはないでしょうか。
・小さいころからやるもので、大人になってからやるものではない。
・とにかく高額で富裕層がやるもの
・大人になってからやると長引きそう
・痛そう
・ちゃんときれいに歯が動くのか心配
現在29歳の立派な大人(笑)である私が、26歳で始めたマウスピース矯正による歯列矯正の実体験をもとに、FAQ形式で赤裸々に語っていきます。
自身の、又はお子様の歯列矯正の参考情報になればと思います。
私の私見も含まれますので、実際に歯列矯正を行う際は、専門の医師に相談の上ご検討ください。
Q:歯列矯正は小さいころからやるものなのでは?
A:いいえ、そんなことはありません。
歯茎がまだ柔らかい小さいころから始めないと、きれいに歯が動かないイメージがあると思いますが、私は親不知を取ってから歯列矯正を始めたということもあり、比較的きれいに歯を動かすことに成功しました。
逆に小さいころからやってしまうデメリットもあるようで、永久歯に生え変わるタイミングや親不知が生えるタイミングで歯並びが崩れてしまい、再度歯列矯正を行う人もいるようです。
私個人のおすすめのタイミングは、永久歯に生え変わり、親不知を取ったタイミングが費用を無駄にせずきれいに動かせるタイミングかな、と思います。また、大人になってからでも遅くないとも思います。
ただし、小さいころからやるメリット(費用面や発育の関係など)もあるようですが、ここでは割愛します。
Q:とにかく高額のイメージ
A:結論、状況によります。
私の勝手なイメージは、100万円するのは当たり前で、選ばれし者(富裕層)しかできないものだったのですが、そんなことはないと思います。
小さいころから着手することで安く済む場合もあれば、ちょっとした歯のがたつきを直すだけなら数十万円ほどで済むケースもあります。
歯の状態や歯列矯正の方法(マウスピース矯正かワイヤー矯正かなど)、又、選ぶ歯医者によっても差がありますので、自分の歯の状態がどうなのか、どの方法があっているのか、
さらに、いくつかの歯医者で見積もりを取ってもらった方が安心して意思決定ができそうです。
ちなみに私の場合、あまり歯の状態が良くなかったので、70万ほどの費用に、毎月5,000円ほどの調整料を払いました。
見積もりも2社にお願いし、方法は少々高額にはなりましたがマウスピース矯正を選択しました。もちろん、私にとって忘れられない高い買い物でした…
Q:やっぱり期間は長い?
A:私の場合、歯を動かす期間が1年半弱ほど、動かした歯を保定する期間が2年ほど、と言われました(現在保定期間中です)。
もちろん費用同様、歯の状態や方法によって変わってくるかと思いますが、私は思いのほか長くは感じませんでした。
日を重ねるごとに自分の歯がきれいになっていくことを実感していたせいか、あっという間の1年半でした。
Q:歯列矯正はやっぱり痛い?
A:マウスピース矯正でも普通に痛いです。
マウスピース矯正は、10日、又は1週間おきにマウスピースを取り換えて歯を動かすのですが、取り替えた直後が特に痛かったです。
叩かれるような物理的な痛み、というよりは、歯にプロレス技をかけられているようなじわじわとした嫌な痛みです(表現が下手ですいません)。
ワイヤー矯正はもっと痛いと聞くので、考えるだけで震えが止まりません。
こればかりは費用や方法に関係なく、歯列矯正は痛みを伴うもの、との認識で間違いないと思います(痛くなかった人がいたら教えてください)。
Q:歯はきれいに動くのか。
A:結論、動きます。
私が行ったマウスピース矯正の場合、歯の状態やあごの形状をもとに、歯の動き方をシミュレーションしてもらうことができました。
シミュレーション結果を受けて、キャンセルすることも可能なので、やってみると良いかもしれません。
少々マイナスの面も語ってきましたが、結果として、機能及び審美的な目的からしても、大人になってから歯列矯正をしてよかったと思っています。
最後に税理士法人らしいことを一言添えますが、矯正の目的などからみて歯列矯正が必要と認められる場合の歯列矯正の費用は、医療費控除とすることが可能です。
是非、医療費控除のため確定申告を行う際は、弊所をご用命いただけると大変うれしく思います。