『「好き」を言語化する技術』という本を読みました。
自分に生じた感動を自分なりに言葉で表現するヒントが書かれています。
その中で、「言語化とは、細分化のこと」というアイデアが印象的でした。
「自分が何に感動したのか?どこを面白いと思ったのか?」等々、
感情を細かくみていくのがコツだそうです。
何かの目標を達成するためには、それを細分化して、達成可能な小目標を設定して、
期限を設けていく、というのは仕事を進める上でも試みることですが。
感動や感情を伝える際にも、細分化が有効とのことで、心に留めておこうと思いました。
もう1冊、『Numbers Don’t Lie』という本も読みました。
「世界のリアルは数字でつかめ」というサブタイトルで、
71個の様々なトピックにまつわる数字が紹介されています。
この本で最初に強調されるのは「事実をはっきりさせる」こと。
本書で取り上げられる数字は、国際機関や各国の官公庁の統計データ、
科学誌に掲載された論文に基づいているとされています。
数字に着目すると、漠然と抱いていたイメージを覆す意外な事実に気づくことができるとのこと。
具体的な内容は本書をお読み頂くとして、数字に基づき事実をはっきりさせることは、
これまた仕事の現場でも試みられるべきことですね。
来年は、「言語化」と「数値化」をより意識して、
“もやもや”や“あいまい”なことを解消していきたいと思います。