大好きな中学校の先生の退官祝いを3年4組のみんなで開きました。
先生は、みんなの顔を見てすぐに名前で呼びかけていました。 何千人もの教え子の名前をよくもまぁ覚えてるなぁと初めからちょっと感激です。。
みんなの思い出話を聞いていて、本当いい先生だったと再認識。
例えば、給食もそこそこにグランドで遊んでいた時、 突然先生から職員室の前に来るように校内放送が入りました。 みんなは、校内の時間のルールを守らないルーズさを叱られると思っていたのですが、 職員室の前に立つ先生から出た言葉は、 「おまえらぁ。ごちそうさまの挨拶はしたのかぁ!」
みんなが、声を合わせ、「ごちそうさまでした!」と挨拶。
先生は、 「いってよし!」と笑ったそうです。
あるいは、ちょっと悪ガキだったAは、 毎日毎日掃除の時間、 先生に「おぅA。ちょっとこっち来い。」と呼ばれ、 たわいもない世間話をしながら、先生と草むしりをしていた思い出を語っていました。
私が覚えているのは、 私達のクラスで数日連続、ガラスの窓を割ってしまった時でさえ、 「おい。おまえら怪我はなかったか。元気良すぎるぞ。」と笑っていた先生の顔です。
とっても温厚な先生でしたが、 一年間のうち、一度だけ、卒業式の前日に怒ったのです。 原因はあの悪ガキA。 その後、なぜ先生を怒らせるようなことをしたのか、 みんなで自主的に反省会。 みんなも純粋でいい子でした。
愛され、尊敬されている先生でした。
その先生が帰宅なさる時、 Aが先生に話しているのが、聞こえてしまいました。
「もう先生じゃないけどさぁ。俺達にとってはずっと先生だから。」
なんかいいなぁと幸せな気持ちになった週末でした。