パリ五輪、阿部一二三選手の金メダルは感動しました。
柔道大国であるフランスでの2連覇によって、
日本の柔道人口を増やして、その楽しさを伝えたいと。
視座の高さは、さながら現代の加納治五郎のようです。
「視座の高さ」といえば、
『「具体⇔抽象」トレーニング』という本を読みました。
「思考力が飛躍的にアップする29問」がサブタイトル。
人間の知的能力には「縦軸」と「横軸」があり、
「横軸」は情報量を、「縦軸」は抽象度を指す。
抽象度は、低いほど「具体」的であり、
高くなるほど「抽象」的になる。
具体的な個々の事象から、それらに共通する法則を
見いだすような抽象化力が重要、とのこと。
でも、抽象の世界は「見える人にしか見えない」とも。
「わかる人には聞いた瞬間に理解できるが、
わからない人はいくら説明してもわからない」
というのが、具体と抽象の世界ですと。
とはいえ、具体と抽象という「縦の価値観」の存在
を意識することが大事とも。
何かを伝えたり、理解しようとするときは、
この「縦軸」を意識しようと思いました。
なんだか抽象的な内容になってしまいましたが。
具体的に理解したい方は是非ご一読ください。