先日、「税という社会の仕組み」という本を読みました。
“税金は義務ではなくて権利です”という帯に興味を持って手に取ってみました。
税とは何か、世界各地の税制の成り立ちから、その本質が説かれています。
最後の一節、「税金という手段によって、企業の行動を正し、社会問題を解決に向かわせることで、私たちは、自分たちが求める社会を、自分たちの手で作っていくことができるのです。」というのは、良いメッセージだと思いました。
この本の著者の想いとして、納税者の税に対する考え方を変えて欲しい、ということがあると思いましたが、通常は、なかなか取っつきにくいテーマでもあります。
先週の日経新聞で紹介されていた八ツ尾教授の税金ソングを専門とするミュージシャン活動には感銘しました。「学生に、どうしたら複雑な税の話に興味を持ってもらえるか、かねがね心を砕いてきた」結果、歌を通して、税への理解を高めてもらおうと思い毎年2曲ずつリリースされてきたそうです。
Youtubeで探して最初に出てきた「税理士哀歌」を聞いてみました。
切なくて酒税を納めたくなりました。。。