サッカーアジアカップが盛り上がっていますね。
サッカーの質はともかく、パレスチナやイラクなど、様々な背景を負う国々の選手や観客の熱量は物凄いものがあります。明日の日本代表も健闘を祈りたいです。
日本代表といえば、グループリーグ最初の2試合でのプレーについてGKの鈴木選手を責める声もありました。が、ものともせず、3戦目では安定したセーブ、果敢なキャッチ、もちまえの精密なロングフィードを見せてくれ頼もしいです。
GKといえば、かつてのブログで「GKに必要な10個のC」というのを書いてました。
鈴木選手は当然その全てを高いレベルで備えていると思いますが、9つ目の「コミュニケーション」については、今回の大会を通じて、他の代表メンバーとより密度の濃いものを重ねてさらに向上することと思います。
ところで、大切な10のことといえば、今月号の文藝春秋で、各界18人の方々にこれをインタビューする特集が組まれていて興味深かったです。特に物理学者の大栗博司さんの「周囲の人をその人自身として大切にする」には感銘受けました。
そこで、私も10個、考えてみました。
①変えられるものを変える勇気、②変えられないものに耐える冷静さ、③この二つを見極める知恵。④家族、⑤仕事、⑥趣味、の3つを愛し楽しむこと。両親の教えとして⑦生き抜く、⑧人の道を外れないこと。それからどんな集団においても⑨コミュニケーションを諦めないこと。最後、何かないかと考えて心に浮かんだのは、トルストイの⑩「他人の不幸の上に自分の幸福を築いてはならない。他人の幸福の中にこそ自分の幸福もある」という言葉でした。
みなさんの10個はどんなものでしょうか。