ウイルスソフトが日々進化していて・・・みたいな話ってもうかれこれ20年くらいはずっといわれていますよね。
ずーっと進化し続けるんですね。ポケモンだって何段階かしか進化しないのに。
で、そういうウイルスソフトの話になると、「トロイの木馬」ってやつの名前が挙がってきます、有名な奴ですよね。
で、今日はトロイの木馬てなんなの的な話です。
ほんとうはギリシャ神話も時間をかけてご紹介したいところですが、
絶対に会計事務所のスタッフブログで書くような話ではないので諦めます。
月一のペースで書いてたらかいつまんでも3年くらいかかりそうですし。
さて、ギリシャ神話のなかでトロイア戦争という戦争があってですね。
ギリシャがトロイアを攻めていたわけですけどこれがなかなか攻め落とせない。
トロイアも必死ですからね、鉄壁の守りで国を守ろうとするわけです。
で、ある朝ずーっと攻めてきていたギリシャ人が急にいなくなりました。
トロイアの兵たちもどうしたことかと周辺を探していたのですが、
見つかったのは市内の中心部に置かれていた木馬と逃げ遅れた兵がひとり。
兵たちは木馬を囲んで逃げ遅れた兵にギリシャ人がどこに行ったのか尋ねました。
すると逃げ遅れた兵は、ほかのギリシャ人が逃げ帰ったと伝えました。
さらに、この木馬がもしトロイア城に運び込まれるようなことになれば、
それはギリシャの敗戦を意味しているので木馬はそのままにしておいてほしい、と懇願しました。
ずっと防戦一方だったトロイアですが、木馬を城に運び込むなんてそんなチートみたいな勝利条件を信じるはずがありません。
え?あ、信じました、信じてました。ウソでしょ、って気がしますけども。
トロイアの兵たちはみんなでトロイア城内に木馬を運び込んで、処理条件を達成。
そのまま祝杯をあげ始めました。わーい、ギリシャ人を追っ払ったよー。というところでしょうか。
勝利の宴は夜半まで続きトロイア兵たちはそのまま眠りにつきました。
兵士たちが眠りについたあと、木馬のなかから複数名のギリシャ人が出てきてトロイアを襲撃、そのままトロイアは陥落しました。
えーとですね、作中で木馬に隠れた人として名前が出てくるのは7名なので、この木馬相当デカいです。
まぁ、仕方がないですね、信じちゃったんだから。
この話から、内通者や巧妙に相手を陥れる罠のことを「トロイの木馬」と呼ぶようになりました。
ウイルスソフトのトロイの木馬と比べて物語そのものは薄っぺらい感じがしますが・・・。
いや、ウイルスソフトのほうも程度はわからないですね。
ではまた。