元ミクシィ社長の朝倉祐介さんが書かれた「論語と算盤と私」という本を読みました。
従業員・経営者、コンサルタント・事業会社、スタートアップ・上場企業、売却側・買収側、調達側・投資側、と若くして企業を取り巻く異なる立ち位置を経験されていて、それに基づいて得られた「経営観」が述べられています。刊行されたのは2016年10月と、すでに7年も経っていますが、今読んでも為になる良い本だと思いました。
良く質問されるという、
「リスクをとって起業すべきか、会社勤めを続けるべきか」
「企業するなら学生のうちがよいか、会社に勤めてからがよいか」
という問いに対しては、「好きにすればええがな」というのが本音とこぼしつつ、
「人生はネタ集めの旅。そう捉えて、純粋に面白いことを追求するのが理想的な生き方ではないか」とのこと。
「健康」と「生活資金」を維持、確保できる環境を築けた上で、さらに「やりたいコト」を追求していけるのが理想的かもしれないですね。